こんにちは。
すでに師走に入り、今年も終わりに近づいて来ましたね。
本日は、冬至について書いてみようと思います。
色々なイベントを坊と一緒に経験して、実感を伴う記憶として残ってくれればと思います。
冬至とは
冬至(とうじ)とは北半球において、1年で1番、太陽の出ている時間が短く、夜が長い日です。
冬至がいつかは天文学的に決まり、毎年、12月21日か22日です。
南半球では同じ日が、もっとも昼の時間が長い日になります。
冬至のイベント
かぼちゃ
かぼちゃの原産地は中南米。もともと暑い国の野菜なので、かぼちゃは夏から秋に収穫されます。ただ、カットさえしなければ、風通しのいい涼しい場所で2~3カ月保存することが可能です。
かぼちゃは、体内でビタミンAに変わるカロテンや、ビタミンB1、B2、C、E、食物繊維をたっぷり含んだ緑黄色野菜。新鮮な野菜が少なくなる時期、これからの冬を乗り切るためにも、冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけよう…という先人の知恵なのです。
ただ、江戸時代の文献には「冬至にかぼちゃ」という内容の記述はなく、明治以降に生まれた比較的新しい習慣と考えられています。
冬至の七草
お正月の後にお粥としていただく「春の七草」は有名ですが、冬至の七草というものもあります。
冬至の七草
○なんきん(かぼちゃ)
○れんこん
○にんじん
○ぎんなん
○きんかん
○かんてん
○うんどん(うどん)
この冬至の七草は、「ん」が2つある食べ物なので運をたくさん取り込む「運盛りの野菜」といわれ、冬至を境に運を盛り返す意味でかぼちゃが食べられるようになった由来の一つです。
かんてん、うどんなど、野菜じゃないのでは?と気になるところもありますが、冬至の夜は野菜たっぷりのうどんを食べ、寒天を使ったデザートを食べるというのもいいかもしれません(笑)
ゆず湯
冬至の日、柚子湯に入ると風邪をひかずに冬を越せると言われています。
柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。
こうした語呂合せから、冬至の日にゆず湯に入ると思われていますが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だと考えられています。
昔は毎日入浴していなかったことから、運気を回復させるために身を清めるのも道理で、現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習があります。
冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。
また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。
もちろん、ゆず湯(柚子湯)には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。さらに、芳香によるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。
子供と一緒にいろんなイベントを過ごして楽しく新年を迎えましょう。
では、また。
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