超人たちの人体展
こんにちは。
最近、坊と一緒に日本科学未来館へ行ってきました。
日本科学未来館といえばプラネタリウムが有名ですが、今回は特別展である「超人たちの人体」展の観覧をしました。
現在、新型コロナの影響で入場するには事前予約が必要なのでご注意ください。
ちなみに私は日本科学未来館近くに行く用事があり、そのついでに寄ったので、事前予約しておらず、当日窓口で入場できるかを確認したところ、空きがあったため運良く入場できました(笑)
しかも、この特別展ですが、無料開放されており、特別展だけ入場ということもできます。
展示は9月5日までですのでご興味がある方はお急ぎください。
この特別展ですが、世界の頂点を極めたアスリートたちの人体の驚きの仕組みや美しさ、そして私たちの体のさらなる可能性を肌で感じることができる展覧会です。
驚異の身体能力で、不可能とも思われてきたさまざまなスポーツの記録を塗り替え、世界の頂点を極めたアスリートである、ウサイン・ボルト(ジャマイカ・陸上)やタチアナ・マクファーデン(アメリカ・パラ陸上)、ケレブ・ドレセル(アメリカ・競泳)といったトップアスリートたちの体内を磁気共鳴画像装置(MRI)で撮影し、筋肉や脳をこれまでにない高精細映像で可視化しています。
ウサイン・ボルトの等身大MRIプロジェクションや水中カメラでとらえたドレセルの幅約14メートルの大型映像など、超人たちの卓越したパフォーマンスと肉体美、その裏に隠された驚きの身体的特徴を体感しながら観覧できます。
また、筋力、ジャンプ力の測定や、競技用車いすを使った100メートル走行疑似体験など、実際に体を動かす体験を通じて、超人たちと私たち自身に秘められた可能性に触れることができます。
ウサイン・ボルト
実際に、ウサイン・ボルトのレースでの歩幅を体験できたりしました。
私もボルトが9秒58を叩き出したレースの歩幅を体感しましたが、私の大幅2歩分くらいの長さをボルトは1歩で進んでおり、まるで飛んでいるようでした。
また、ボルトも才能に恵まれただけでなく、努力の上で偉大な記録を打ち立てたということが科学的に解説されています。
タチアナ・マクファーデン
ボルト紹介の次には、パラリンピック陸上のタチアナ・マクファーデンの紹介があります。
マクファーデン選手ですが、リオパラリンピックの車いす陸上では100メートルからマラソンまで全距離種目でメダルを獲得しているすごい選手です。
この展示では、腰から下がまひした状態で生まれたマクファーデン選手がどのようにして脅威的な力を手に入れたかが脳科学などをもとに解説されています。
このコーナーでは、実際に車椅子の100メートル競技を体験することができ、坊と私も挑戦してみました。
競技用車椅子の実物を使って、車椅子の車輪を回して100メートルを完走することを目指すのですが、足の踏ん張りがきかず、なかなか思うように動かせなかったです。
実際に車椅子体験ができてとても良い経験になりました。
ケレブ・ドレセル
最後は、競泳バタフライ100メートルの世界記録を10年ぶりに塗り替えたケレブ・ドレセルの展示があります。
ここでは大型映像で驚異の泳ぎをみたり、実際に飛び込み時のける力の強さを体験するためにドレセルの垂直跳びの記録に挑戦できたりします。
そのほか、3人の世界的アスリートが競技中のわずか数秒でいかにして超人になるのか、その瞬間のダイナミズムを、美しい映像と音によって体感できるシアターもありました。
アスリートの人体を科学的に見る機会はそれほど多くないと思いますので、展示終了は近いですが、興味がある方はぜひ。
面白いですよ。
では、また。
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