【学校情報】サレジオ学院中学校・高等学校
偏差値(2022サピックスオープン):サレジオ学院A 52、サレジオ学院B 58
所在地:神奈川県横浜市都筑区南山田3−43−1
最寄駅:横浜市営地下鉄グリーンライン「北山田」駅より徒歩5分
種類:男子校
付属校・半付属校・係属校・進学校:進学校
キリスト教系・仏教系:キリスト教系
校風(個人の主観):自由な校風
学校の特色
1960(昭和35)年にサレジオ修道会によって設立された男子ミッションスクール。
人を育てるという意識が強く感じられる学校で、世界に貢献できるグローバルな人材、しかも、単に国際社会で活躍するだけでなく、どんな場においても、救いを求めている人の声に気づき、手を差し伸べることができる人材を育てたいと考えている学校。
その教育理念には創始者であるドン・ボスコの教育理念に基づき、3本の柱である「信念」「理性」「愛情」の精神を基本としている。
実際の活動として、奉仕の心を育むためのボランティア活動も積極的に行っており、東日本大震災の際は、生徒たちが被災地へ支援に行ったこともある。
生徒主導でフェアトレードをやりたいという声が上がった際には、講師を呼んで勉強し、アフリカ産のコーヒーを通信販売で保護者に販売するなど、生徒が主体となった活動も多い。
学習の面では、中1から高1までは1学年4クラス制となっており、高2からは「理系・国公立」「理系・私立」「文系・国公立」「文系・私立」の4コース6クラス編成となり、少人数での選択授業が多くなる。
選択授業では、できる限り希望の講座を開くようにしているようで、理科の選択科目では、教員1名に生徒2名という授業もある。
夏休みには勉強合宿も開催されており、合宿ではOBが勉強のサポート、大学のキャンパスライフなどの話をしてくれる。
各教科の指導もきめ細かく、英語では、週7時間ある授業のうち1時間はネイティブの先生と日本人の先生が組んで、生徒2〜3人のグループで英会話の授業を行ったり、フィリピン人講師とのマンツーマンでのオンライン授業を設けている。
また、高校生では、論文を作成する機会が設けられており、「総合的な探究の時間」に高1では2000字、高2から高3にかけては8000字の論文を作成し、最近ではSDGsを絡めて論文を作成するなどして、成果物をまとめるようにしている。
海外研修も盛んで、最近はコロナの関係で実施できていない場合もあるが、中3生全員が参加するイタリア研修があり、現地のサレジオ会の学校との交流を行なっている。
また、フィリピンでの語学研修も高校に上がる前の春休みを利用して希望者を対象に行い、現地の語学学校の寮に宿泊しながら、マンツーマンレッスンを受けたり、スラム街の見学、マザーテレサの施設を訪ねたりしている。
2019年からはインドも海外研修の行き先として加わっている。
コメント