【学校情報】京華中学校・高等学校

学校の紹介(備忘録)

偏差値(2022合格判定サピックスオープン):30(第1回目)

所在地: 東京都文京区白山5-6-6

最寄駅:

  • 都営三田線「白山駅」A1出口徒歩3分
  • メトロ南北線「本駒込駅」1番出口徒歩8分
  • メトロ千代田線「千駄木駅」団子坂出口徒歩18分

種類:男子

付属校・半付属校・系属校・進学校:進学校

キリスト教系・仏教系:特になし

校風(個人の主観):規律ある校風

学校の特色

1897年に教育者の磯江潤によって設立された伝統校。

「天下の英才を得て之を教育す」を建学の精神とし、生徒一人ひとりが持つ才能を引き出す男子教育を実践している。

2024年度には、東京都文京区のキャンパスに京華学園が運営する京華中学・高等学校、京華商業高等学校、京華女子中学・高等学校の3校を一つのキャンパスに集約する「三校ワンキャンパス構想」の下、男子教育、実業教育、女子教育の特色を生かした連携が始まる。

2018年、首都圏284学習塾の塾長、教室長へのアンケートによる「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校」ランキングにおいて9年連続1位となった。

クラス編成

中学では少人数制(35名程度)の5~6クラス。

中学校から入学した内部進学生徒と高等学校から外部進学生徒との間で、S特進コース及び進学コースにあっては第2学年から、特進コースにあっては第1学年から、それぞれ混合してクラスを編成する。

クラス編成は、入試時に特別選抜クラスと中高一貫クラスのいずれかを選択して受験し、合格したクラスへそのまま進む。中2になると、特別選抜クラスから国際先進クラスへ一部の生徒がスライドし、中高一貫クラスを含めた3クラスになる。高校ではコース制を採用し、難関国公立大学をめざすS特進コース、難関私立大学をめざす特進コース、有名私立大学をめざす進学コースに分かれる。

教育の特徴

大学進学に直結したコース制によるカリキュラムを実施している。中学は「特別選抜クラス」「国際先進クラス(中2より)」「中高一貫クラス」の3コース。「特別選抜クラス」「国際先進クラス」は、難関国公立大学・難関私立大学合格をめざす。

「中高一貫クラス」は、基礎から応用までスモールステップで力を伸ばしていく。つまずきには放課後キャッチアップ講座(英・数)などで早期に対応。中学修了までに英検・漢検・数検の3級以上の取得を目標とする。中1・中2学年末には、成績により特別選抜クラスへの移動が可能。
高校は「S特進コース」「特進コース」「進学コース」の3コース。「S特進コース」は東大、旧帝大、一橋大、東工大、国公立大医学部をめざす。高校卒業までに英検準1級1次、数検準1級に合格させる検定指導も行う。「特進コース」は、国公立大、早慶、上智、東京理科、私大医歯薬系をめざすコース。高校卒業までに英検準1級1次、数検準1級に合格させる検定指導も行う。「進学コース」は、明治、青山学院、立教、中央、法政等、有名私立大学をめざす。

学習支援体制が手厚いことも特徴である。

国際教育

各学年でグローバルプログラムを実施。

英語漬けの1日を過ごす「イングリッシュ・デイ」(中1)、3泊4日の日程で国内に宿泊し、アクティビティーやスピーキングトレーニング、プレゼンテーションなどを行う「イングリッシュ・キャンプ」(中2)、都内の留学生と交流し、街案内をする「B&Sプログラム」(中3)といった学年全体で行うものが充実している。さらに、セブ島語学研修(国際先進クラスの中3対象)、オーストラリア夏季海外研修プログラム(中2~高2希望者対象)のほか、3か月の短期留学制度(高1希望者対象)、1年間の長期留学制度(高1・2希望者対象)など、海外で学ぶ機会も豊富。

学習サポート

中学では全クラスで朝学習(英国数を中心に、理社や新聞コラムの要約など、幅広く身の回りに目を向ける学習)に取り組むほか、週に1度、英語と数学で指名制の補習を行う放課後キャッチアップ講座(中高一貫クラス・高1進学コースが対象で、定期試験の結果からサポートが必要な生徒を対象。既習範囲を基礎から理解し直し、学習の遅れが出ないようにすることを目的)、同校の卒業生が自習を手伝うティーチングサポート(中高一貫クラス・高1進学コースが対象。放課後に英語と数学の学習)などを設けている。

宿泊講習(全員参加)

校内夏期講習(中1・2)夏休みに5日間行う集中講座。英数国の習熟度別クラスで1学期の総復習を実施。中1はネイティブ教員の英会話講習も行われる。

進学教室(夏期)(中3・高1):予習・授業・復習をくり返す勉強漬けの生活で、高校受験のない中だるみしがちな時期に、宿泊を通して確かな学習習慣を身につける。

校内冬期講習(中1~中3)冬休みの4日間実施する集中講習。

高2・高3校内夏期講習高2は2期10日間、高3は5期20日間の夏期講習。各レベルにあった良問を使った徹底演習で、基礎から応用、応用から入試レベルまで段階的に指導。高2で約30講座、高3で約60講座のなかから自分の進路に合ったものを選択できる

高3冬期講習・特別講習:大学入試直前には、冬期講習と特別講習(1月)が開講され、徹底的に受験対策が行われる。前半は主にセンター試験対策、後半は国公立二次や私大入試対策演習が中心。

Z会添削(特別選抜クラス・S特進コース対象(他のコースは希望制))

実績のある「Z会通信添削」に団体で参加し、通信添削にありがちな課題をためてしまうことがないよう学校でサポート。自宅学習で生じた疑問点に、毎週数名の「東大生学習サポーター」が放課後に丁寧に指導する。

7限ゼミ(高3全コース)

現役合格を目標とした受験対策講座。目標大学に合せて細かくレベル設定された講座が毎年20以上開講され、予備校で学習するよりわかりやすく、質問もいつでもできると好評。また、高1・高2では、より深く学びたい生徒や再学習を目的とした生徒を対象に通年補習も開講されている。

進学実績

2022年春の卒業生308名中、国公立大学に18名(4名)、早慶上理に17名(9名)、GMARCHに97名(26名)が合格(既卒生含む)※()は既卒生数。

今日も、一歩前へ。

では、また

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