こんにちは。
文化祭のシーズンですね。
我が家も小学4年生となったので、文化祭に坊を連れていき楽しんでもらい、モチベーションアップにつなげたいと思って、今年は文化祭巡りをしようと考えています。
今回は芝中学校・高等学校の文化祭にお邪魔しましたのでその際の様子をご紹介します。
穏やかな生徒が和気藹々と自主性をもって開催されていた、素晴らしい文化祭でした。
芝中学校・高等学校の概要
江戸時代初頭に成立した浄土宗増上寺の教育機関が淵源であり、1887年(明治20年)に前身である浄土宗学東京支校が設置され、1906年(明治39年)に組織を改め芝中学校として設立された。戦前より名門の進学校として知られ、各界で活躍する幾多の人材を輩出している。
生徒募集は中学校の男子のみで、高等学校からの募集は行わない完全中高一貫校。
校風は自由で伸びやかな校風を特徴としている。
学校は仏教主義に基づく豊かな人格の養成の場として位置付けられており、全ての生徒の個性や自主性が尊重され、生徒は「法律を犯さない」「他人に迷惑をかけない」「他人に不快感を与えない」範囲で自由に行動することができる。
出典:Wikipediaより抜粋
学校詳細についてはこちらも参考にしてもらえると思います。
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文化祭の感想
「生徒の雰囲気」
文化祭とあって、生徒には活気がありました。
入場する際の校門にはピエロを模した文化祭実行委員の生徒が立っており、お出迎えしてくれました。
これから楽しいイベントに参加するという気持ちが高まります。
本日見学させていただいたすべての展示は生徒が自主的に運営していました。
展示の呼び込みなども自主的に生徒がやっている様子が見受けられ、懸命に頑張っている姿が好印象でした。
生徒同士のつながりが強く、和気藹々と開催している雰囲気が各所から感じられました。
また、質問した際の受け答えもしっかりしてくれました。
特にグラウンドや校内地下で開催されているステージイベントでは、生徒同士が声援を掛け合い、盛り上がっていました。
「教員・保護者の雰囲気」
巣鴨中学校・高等学校の文化祭では、生徒の自主性に任せている様子が見受けられ、教員が前に出ている様子が見受けられませんでしたので、学校説明会などのほうが教員の様子はわかるのではないかと思います。
一方でミニ学校説明会や体験授業が展示の一角で行われていました。
芝中学校・高等学校は、生徒と教師が家族であるとの考えがあり、生徒と教師の距離が近いと感じることができました。
(説明会の入り口にも生徒を芝漬けにしますとの教員の学校紹介がありました)
また、PTA活動は盛んなようで、展示の見学に生徒の保護者がたくさん来ていて、また、PTAの活動として展示や制服譲渡会が行われていました。
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「施設・設備」
ほとんどの施設が解放されていて、いろいろな施設の確認ができました。
校舎は少し古さを感じましたが、トイレもきれいに清掃されていて、整理整頓がしっかりできている学校と感じることができました。
校舎も8階建てであり、エレベーターもついており、利便性も良いのではないでしょうか。
グラウンドは都心にある学校なので、広いとは言えないですがサッカーコート1面はとれるくらいの広さです。
学校の隣には芝給水所運動公園もあります。
「部活動」
文化祭では部活動も展示をたくさん出していました。
我が家では生物部、理化部、考古学部、漫画研究会、天文部などを見学させていただき、とても楽しめました。
文化祭なのでどちらかというと文化部の展示を中心に見て回りましたが、どの部活も生徒主体で活発に活動していることがうかがえるものでした。
また、食べ物・飲み物を出展しているクラスも多く、いろいろと食べて回りました(笑)
芝中学・高等学校の限定グッズも販売していましたが、朝の早い段階で売り切れてしまいますのでほしい方は早めに購入することをお勧めします。
生物部
展示されている生き物については、部員が採取した生き物がほとんどで、展示物について質問すると丁寧に解答してくれました。
年に2回山合宿と海合宿を行っているようで、伊豆諸島の式根島などで行われています。
普段の活動は生き物の飼育や標本作りなどを行っているようです。
古い標本もたくさんありました。
ウツボやサメなどいろいろな種類の魚が飼育されています。
爬虫類や昆虫の種類も豊富でした。
普段の活動でスケッチや考察の活動が展示されていました。
完成度が高いです!!
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理化部
理化部の展示については、実験を織り交ぜながら展示しており、我が家の坊もワクワクしながら見学できました。
時間を空けずに実験を繰り返してくれていたので待ち時間があっても退屈せずに済みました。
写真は炎色反応の実験を見学させていただいた際のものです。
生徒が協力しながら、丁寧な説明をしてくれました。
スライムを作る実験では、実際にスライムを作って持って帰ることができました。
生徒主体で実験が進められており、実験がうまくできない生徒がほかの生徒に実験のやり方のアドバイスを求めるなど、日ごろから生徒同士で協力して活動を行って言っている雰囲気がうかがえるものでした。
また、日頃から沢山の実験を行う活動がされているのだろうなと感じられたところでした。
考古学部
考古学部では、縄文時代をテーマとした展示や勾玉つくりなどが行われていました。
勾玉つくりは1時間ほどかかる作業で、生徒がしっかりと作業手順等を理解して進めていることがうかがえました。
縄文時代の遺跡の研究や生徒が作成した埴輪や遺跡のレプリカが展示されていました。
天文部
天文部においても、気象現象などの実験がたくさん行われていました。
芝中学・高校では本当に実験回数が多くて、見学者を飽きさせない工夫が随所に感じられました。
学校からは東京タワーが間近に見えます。
鉱物もたくさん展示されていました。
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漫画研究会
漫画研究会では生徒による漫画冊子をもらうことができました。
冊子では芝中学・高校生の一日がコミカルに描かれており、生徒目線の学生の雰囲気を感じることができますので、参加された際にはぜひ一読することをお勧めします。
図書館
図書館も見学することができました。
図書館の蔵書数は約6万冊もあり、充実しています。
また、十分な席数が揃えられた自習室もあるようで、勉強する環境も整えられています。
食べ物・飲み物
食べ物も細かいところまでしっかりと作られており、時間をかけて準備してきたことがわかるものでした。
また、食べ物を購入する際に学校にICTが浸透していることを感じることができました。
食べ物・飲み物などを購入する際には現金での支払いができず、電子マネーでの支払いとなっていました。
写真は陸上部が販売していたポップコーンです。
ラベルがしっかりと学校の陸上部のものになっています。
肉巻きおにぎりも食べやすく串にさしているなどの工夫もされており、おいしかったです。
芝学園の校章が焼き印されたどら焼きが販売されており、人気を博していました。
坊も楽しく参加でき、色々な場所を見学できて、とても有意義な時間が過ごせたと思います。
文化祭は子供のモチベーションアップに繋がりそうです。
今日も、一歩前へ。
では、また。
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