昨年、「東京都市大学等々力中学校・高等学校」の説明会に行ってきました。
なかなかまとめる時間が取れず、この時期のアップとなってしまいました。
東京都市大学等々力中学校・高等学校の基本情報
基本情報
偏差値(四谷大塚):56(2月1日午後)
所在地: 東京都世田谷区等々力1-8-15
- 東急大井町線「尾山台駅」または「等々力駅」から徒歩約10分
種類:共学校
付属校・半付属校・系属校・進学校:付属校
キリスト教系・仏教系:特になし
校風(個人の主観):自由な校風
東京都市大学等々力中学校・高等学校は、最寄り駅から徒歩圏内に位置し、都心からのアクセスも良好です。
1クラスの人数はおよそ40名で、先生の目が届きやすい環境で学習できます。
また、中高一貫教育なので、高校受験の必要がなく、6年間じっくりと学習に取り組めます。
S特選コースと特選コースの2つのコースがあり、難関国公立大学や医学部医学科などを目指す生徒から部活動や学校行事などにも積極的に取り組みたい生徒まで、幅広いニーズに応えています。
生徒一人ひとりの興味や進路に合わせた教育を受けることが可能です。
創立者「五島慶太」の教え
東京都市大学等々力中学校・高等学校は、「五島慶太」によって設立されました。
五島慶太は、鉄道事業や不動産業など、多岐にわたる分野で活躍した実業家です。
「社会でリーダーシップを発揮できる人材を育成したい」という強い思いから、学校を設立しました。
「高潔」「英知」「強制」という言葉は、五島慶太が大切にしていた教えです。
これらの言葉は、生徒たちが社会で活躍するために必要な資質を表しています。
教育理念「ノブレス・オブリージュ」とは?
教育理念である「ノブレス・オブリージュ」は、「気高さ、身分の高さ」を意味するノブレスと、「義務」を意味するオブリージュを組み合わせた言葉です。
社会的に高い地位にある者は、それに見合った責任と義務を果たすべきであるという考え方を示しています。
具体的には、以下のような行動が期待されています。
- 社会貢献:ボランティア活動や募金活動などに積極的に参加する
- リーダーシップ:周囲をまとめ、目標達成に向けて牽引する
- 他者への配慮:多様な価値観を尊重し、相手の立場に立って行動する
東京都市大学等々力中学校・高等学校では、ノブレス・オブリージュの精神を教育活動全体に浸透させ、社会で貢献できる人材を育成しています。
【先生に聞いてみた】東京都市大学等々力中学校・高等学校のココがすごい!
説明会では、実際に学校で教えている先生が直接お話していただいておりました。
先生方の熱意あふれる言葉から、学校の魅力がひしひしと伝わってきました。
特に印象に残った3つのポイントを紹介します。
ポイント1. ICT教育に力を入れている
1つ目のポイントは、ICT教育に力を入れていることです。
東京都市大学等々力中学校・高等学校では、生徒一人一台iPadが与えられ、授業や課題などで日常的に活用します。
例えば、以下のような活用方法があります。
- 授業での調べ学習や発表
- 課題の提出や添削
- 連絡事項の確認
- オンライン教材の利用
生徒たちは、ICTスキルを自然と身につけながら、主体的に学習に取り組むことができます。
また、ICT教育は教員にとっても、生徒の学習状況の把握や、より効果的な授業を行うためのツールとして役立っています。
ポイント2. 英語教育に力を入れている
2つ目のポイントは、英語教育に力を入れていることです。
東京都市大学等々力中学校・高等学校では、6年間で使える英語を身につけることを目標としています。
具体的には、以下のような取り組みをしています。
- ネイティブ教員による授業:すべての学年で、ネイティブ教員による授業が行われます。
- 少人数制授業:習熟度別の少人数制授業で、きめ細やかな指導を受けることができます。
- 英語合宿:夏休みには、英語漬けの3泊4日英語合宿があります。
- 英語スピーチコンテスト:毎年、英語スピーチコンテストが開催され、日頃の英語学習の成果を発表する機会があります。
これらの取り組みを通して、生徒たちは実践的な英語力を身につけることができます。
また、英語教育を通して、国際的な視野を持つことや、多様な文化を理解することも目指しています。
ポイント3. 先生の面倒見が良い
3つ目のポイントは、先生の面倒見が良いことです。
東京都市大学等々力中学校・高等学校の先生は、生徒一人ひとりのことをよく見ています。
授業や課題で分からないことがあれば、丁寧に教えてくれます。
進路や学校生活で悩んでいることがあれば、親身になって相談に乗ってくれます。
先生と生徒の距離が近く、アットホームな雰囲気の中で学校生活を送ることができます。
また、卒業生の多くが、先生との繋がりを大切にしていると話していました。
卒業後も気軽に学校を訪れ、先生に相談に乗ってもらったり、近況報告をしたりする生徒もいるそうです。
先生方の手厚いサポートは、生徒たちが安心して学校生活を送る上で、大きな支えとなっています。
【口コミ】東京都市大学等々力中学校・高等学校のリアルな声
説明会に参加された方の口コミや、インターネット上の評判をまとめました。
良い口コミ
- 先生の面倒見が良い
- 先生と生徒の距離が近い
- ICT教育に力を入れている
- 英語教育に力を入れている
- 施設が綺麗
- 食堂が美味しい
- 駅から近い
- 部活動が盛ん
- 留学制度がある
- 卒業生の進路が良い
良くない口コミ
- 授業のスピードが速い
- 課題が多い
- 校則が厳しい
- 学費が高い
これらの口コミを見ると、東京都市大学等々力中学校・高等学校は、先生のサポートが手厚く、ICT教育や英語教育に力を入れている点が評価されています。
一方で、授業のスピードが速く、課題が多いと感じる生徒もいるようです。
しかし、これらの点は、裏を返せば、生徒の学力を向上させるための取り組みであるとも言えます。
校則については、社会で生きていく上で必要なルールを教えているという意見もありました。
学費に関しては、他の私立中学校・高等学校と比較しても、特に高いというわけではありません。
これらの口コミを参考に、自分に合った学校かどうかを判断してみてください。
2025年中学入試結果
出典:東京都市大学等々力中学校・高等学校
2/1 受験入試結果

2/2 受験入試結果

2/3 受験入試結果

【国語】出題された物語文
「眠れる分度器」:山田詠美(一般入試 S特選コース第1回)
- 「跳べ、暁!」:藤岡陽子(一般入試 S特選コース第2回)
- 「生きるぼくら」:原田マハ(一般入試 特選コース第1回)
- 「あした、弁当を作る。」:ひこ・田中(一般入試 特選コース第2回 S特チャレンジ)
今日も一歩前へ。
では、また。

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