【学校情報】青稜中学校・高等学校

学校の紹介(備忘録)

偏差値(2022合格判定サピックスオープン):40(第1回目)

所在地: 東京都品川区二葉1丁目6−6

最寄駅:

  • 東急大井町線下神明駅 徒歩1分
  • JR京浜東北線・東京臨海高速鉄道りんかい線・東急大井町線大井町駅 徒歩7分
  • JR横須賀線・湘南新宿ライン西大井駅 徒歩10分
  • JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン大崎駅 徒歩15分

種類:共学

付属校・半付属校・系属校・進学校:進学校

キリスト教系・仏教系:特になし

校風(個人の主観):規律ある校風

学校の特色

前身は1938年に創立された青蘭商業女学校。
1947年に青蘭学院中学校となり、1995年に男女共学化し、青稜中学校に校名変更。

「社会に貢献できる人間の育成」を【建学の精神】として掲げている。

「社会に貢献できる人間の育成」とは、社会の流れに身を任せ、受け身的に変わるのではなく、いかなる状況でも希望を持って挑戦的に自らを変えていく。そして、その気持ちを持った人間を育てることが、これからの「社会に貢献できる人間の育成」だと考えている。

2018年に行われた首都圏284の学習塾関係者へのアンケートによる「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校」ランキングにおいて2位に選出された。

クラス編成

中学では少人数制(35名程度)の4~5クラス。

高校2年生からは内部進学生と外部進学生が混合されたクラスとなりますが、特別進学コース(30名程度)と普通科コース(40名程度)に分かれる。

教育の特徴

基礎から応用までしっかりと身につけるために、授業時間数が多く設定されている。また、自主性や創造性を育むために、調査研究や発表活動なども積極的に行われている。

主要5教科の授業を厚めに設定し、基礎学力の徹底を図っている。

英語は少人数授業。英会話は外国人講師が担当し、五感を使った授業を行う。

国語は高校からの学習を円滑にするため、古典の先取り学習を実施。漢字ワークや感想文などの添削にも力を入れている。

数学は中1・2で中学校の内容を終了。中3で高校の内容を導入し、独自の教材も使用する。

理科は実験を重視。校内で多様な生物を飼育し、命の大切さを考えさせている。

社会はレポート提出やスクラップブックの作成を通して、現代社会を考える機会を多く設けている。

受験対策として、高1で4講座、高2で9講座、高3で13講座の放課後講習を開設し、演習授業を行っている。また、高3では、希望進路別により適合した個別のカリキュラムを選択できる態勢を敷き、受験科目を中心に習熟度別授業を多く取り入れ、受験に備える。そのほか、大手予備校のサテライト集中授業を実施生徒は各自のパソコンのモニターを通して、予備校の講義を受講することができる。夏休みには進学合宿も希望制で行う。また、医学部・薬学部志望者が増えていることから、大学入学共通テスト対応を意識した理系教育にも力を入れている。

国際教育

グローバルな視野を持つ人材を育成するために、英語教育や留学プログラムなどが充実している。英語教育ではネイティブスピーカーの先生が多く担当し、英検やTOEICなどの資格取得もサポートする。

英語の授業は少人数制で、基礎の徹底と反復を重視している。

中学POP(Pull Out Program)クラスでは、英語を話すことの楽しさを実感しつつ、文化の違いやSDGsについて比較することで国際理解と異文化の認知を広げることを目的とした授業が行われる。

英語研修では、ニュージーランドやセブ島でホームステイや現地校訪問を通して英語力やコミュニケーション力を高めるとともに、異なる環境に対応する柔軟性や自立心を養う。

海外短期・ターム留学では、英語力だけでなくグローバルな視野や自己表現力を身につけるため、カナダやオーストラリアで現地校に通って学習する取り組みを行う。

国際教育の成果としては、帰国生クラスの生徒が英検準1級以上の資格取得率が100%であったり、海外大学へ進学する生徒が増えている。

学習サポート

Sラボ

Sラボは放課後の空き時間を活用し、「その日に学んだことをその日のうちに振り返る」ことを目指した自習システムで「学校内で学びを完結させる」仕組み。

教室や図書館などの自習室で利用できます。Sラボの目標は、「社会に貢献できる人間の育成」という青稜中学校・高校の教育理念に沿って、「勉強する習慣を早い時期から身に着ける」ことです。

Sラボは、タブレット端末を使った学習を行う。タブレット端末には、学習管理アプリがインストールされ、自分の学年やクラスに合わせた教科や単元を選択できる。教科や単元を選択すると、その内容に関する問題集が表示され、基礎問題や応用問題などに取り組む。問題集を解くと、正誤判定や解説が表示される。また、自分の得点や正答率なども記録され、これらのデータをもとに、自分の学習状況や進度を確認できる。

進捗状況を常時10~15ほど駐在しているチューターと確認し、苦手科目などでは個別指導(有料)を受けることもできる。

自己管理手帳

自己管理手帳とは、青稜中学校・高校がオリジナルで作成した手帳。自己管理手帳では、日々の生活や学習予定を管理できるほか、学習計画シートや振り返りシートを使って学習状況の把握・改善に役立てることができる。自己管理手帳は、生徒の「自分で考える力」や「自己管理力」を育むことを目的としている。

特別放課後講習《最難関講習》

東京大学など旧帝大・東工大・一橋大受験(国公立医学部医学科のみ含む)を希望する生徒への学力向上支援プログラム。高校各学年毎に開講されており、基礎から応用まで幅広い内容をカバーしている。特別放課後講習《最難関講習》に参加するには、募集テスト(英数国)に合格する必要がある。募集テストは、高校各学年毎に5~6月頃に実施され、特進クラスや一般クラスは関係なく、誰でも受験できる。特別放課後講習《最難関講習》は、30人程度の生徒が参加できる。

進学実績

2022年度入試では、主要大学合格者数は国公立大学(医学部含む)53名(現役)、早慶上理ICU111名(現役)、GMARCH232名(現役)となっている

2020年度入試では、卒業生が283名おり、国公立大学(医学部含む)45名(現役)、早慶上理ICU98名(現役)、GMARCH204名(現役)となっている。

今日も、一歩前へ。

では、また

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