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我が家の長男も小学6年生。皆さんと全く同じ立場で、日々、偏差値表や模試の結果、そして分厚い過去問とにらめっこしています。本当に、毎日が目まぐるしいですよね。お疲れ様です!
さて、志望校選びもいよいよ大詰め。そんな中で、多くの保護者の方がついやってしまいがちなのが、「去年の倍率が低かったから、ここは狙い目かも?」という判断です。
気持ちは痛いほど分かります!少しでも合格の可能性が高い学校を選びたいですものね。
でも、ちょっと待ってください!その考え、2026年入試では非常に危険な落とし穴になるかもしれません。
今回は、最新の志望者動向データを徹底分析!来年、人気が急上昇し、激戦が予想される男子校・共学校に共通する「意外な」4つの特徴を、具体的な学校名を挙げながら、同じ親目線で分かりやすく解説していきます。
「そんな視点があったのか!」と思っていただけるはず。
ぜひ、最後までお付き合いください!
特徴1:「去年は狙い目だった」は危険信号!恐怖の”揺り戻し”にご用心 ⚠️
中学受験でよく聞く「揺り戻し」という言葉、ご存知ですか?
これは、ある年に倍率が低かった学校に、翌年「狙い目だ!」と考えた受験生が殺到して、とんでもない高倍率になってしまう現象のことです。昨年のデータだけを見て安心して出願したら、まさかの激戦に巻き込まれた…なんて、絶対に避けたいですよね。
2026年入試で、この「揺り戻し」が特に強く予測されているのが、こちらの学校です。前年からの志願者予測の増加率が、その注目度の高さを物語っています…。
- 東京都市大学付属中学校 (第1回): 146%増
- 学習院中等科 (第2回): 140%増
- 高輪中学校 (A日程): 124%増
- 攻玉社中学校 (第2回): 117%増
「え、こんなに!?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。
実は、これらの学校の2025年入試の倍率が落ち着いていたのには、それぞれ明確な理由がありました。
例えば高輪は、2025年入試の前に「算数の問題レベルをかなり上げます!」と予告したため、「うちの子には難しいかも…」と敬遠したご家庭が多かった可能性があります。また、東京都市大付属は、高い大学進学実績の割に倍率が低かったため、情報をよく分析しているご家庭にとっては、まさに「お得な学校」に映ったのです。
つまり、前年の倍率低下は、たまたま起きたわけではないのです。その裏にある理由を考えず、「低かったからラッキー」と飛びついてしまうと、同じように考えた多くの受験生と厳しい戦いを強いられることになります。
去年のデータは「狙い目」のサインではなく、「翌年の激戦を予告するシグナル」として捉えるようにしましょう!
特徴2:「塾いらず」の魅力は絶大!志願者200%超えの人気校の秘密 ✨
次にご紹介するのは、現代の親のニーズを的確に捉え、爆発的な人気を集めている学校です。その代表格が安田学園。なんと、2025年入試と比べて志願者が200%を超えるという、驚異的な伸びが予測されています。
なぜ、これほどまでに人気が集中しているのか?
その最大の理由は、学校側が「塾いらず」の教育を明確に打ち出している点にあります。
正直なところ、中学に入ってからも塾や予備校に通うとなると、教育費の負担は本当に大きいですよね…。我が家も頭の痛い問題です。安田学園は、学校のカリキュラムだけで難関大学受験に対応できる手厚い体制を整えており、説明会などでもその点を強くアピールしています。
「できる限り教育費は抑えたい」「学校生活に集中させてあげたい」…そんな多くの家庭の切実な願いに、この「塾いらず」という方針が、まさしく突き刺さった結果と言えるでしょう。教育方針が明確で、保護者のニーズに応えてくれる学校は、今後もますます人気が高まりそうです。
特徴3:【再評価】堅実な教育が光る!偏差値50前後の「中堅男子校」が熱い🔥
大学付属校や共学校の人気が目立つ一方で、今、伝統的な男子校にも再び注目が集まっています。特に、偏差値50前後の、いわゆる「中堅」と呼ばれる層で、志願者がグッと増えているんです。
その中心となっているのが、こちらの2校。
- 独協中学校: 130%増
- 成城中学校 (第2回): 112%増
これらの学校は、派手さはないかもしれませんが、長年にわたり培われてきた堅実で丁寧な教育に定評があります。思春期の男子をたくましく育ててくれる環境は、やはり魅力的ですよね。
特に独協中学校は、護国寺というアクセスの良い立地から、埼玉方面など幅広いエリアの受験生を集めているようです。
共学化や大学連携が進む中でも、こうした「伝統男子校」の価値が再評価されているのは、非常に興味深い傾向です。偏差値帯だけで判断せず、ぜひ一度、学校の雰囲気を見に行ってみることをお勧めします。
特徴4:偏差値だけでは測れない!「A判定」でも油断できない学校の現実 😱
最後に、最も注意していただきたいのがこの特徴です。それは、持ち偏差値が「合格圏」に達していても、決して油断できない学校の存在です。
その典型例が、明治大学付属世田谷中学校。 志願者予測はなんと、前年比170%増!すさまじい人気です。
この学校で特に注意すべきは、2025年入試の厳しい現実です。ある大手進学塾のデータによると、「合格可能性80%」の偏差値を持つお子さんでさえ、非常に苦戦を強いられたというのです。
これだけ人気が集中すると、偏差値の数値通りにはいかない、本当に厳しい戦いになります。「うちは80%出てるから大丈夫」という油断は絶対に禁物です。
なぜ、これほど厳しい入試になるのか? 一因として、近年の入試問題の変化が挙げられます。偏差値が高いからといって、過去の傾向だけに基づいた対策では対応しきれない、思考力を問う問題が増えているのです。
ただし、救いもあります。特に算数は比較的オーソドックスで「癖のない」良問が多いと評判です。奇問・難問対策に時間を費やすよりも、計算や一行問題といった基礎を、穴なく完璧に固めることが何より重要です。
その上で、直近2年程度の過去問にはしっかり取り組み、時間配分などを体に叩き込んで、万全の対策で臨むようにしましょう!
まとめ:データは”羅針盤”。最後は親子の”対話”で決めよう!
ここまで、2026年中学受験で人気化しそうな学校の
- 倍率の「揺り戻し」に注意!
- 「塾いらず」など保護者のニーズを捉える学校が人気!
- 中堅男子校の価値が再評価されている!
- 偏差値だけでは測れない人気校の厳しい現実がある!
- という4つの特徴を見てきました。
データは、あくまで志望校選びという航海の「羅針盤」です。これから荒波が来そうか、穏やかな航海ができそうかを教えてくれます。
しかし、最終的にどの港を目指すのかを決めるのは、船長であるお子さんと、航海士である私たち親です。データに振り回されるのではなく、上手に活用して、「この学校なら、うちの子は6年間楽しく過ごせそうか?」という視点を大切に、親子でじっくり話し合って決めていきたいですね。
入試本番まで、残り約4ヶ月。 親にできることは、体調管理と、どっしり構えてお子さんを信じてあげること。一緒に頑張りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、少しでも皆さんの志望校選びのヒントになれば嬉しいです。
今日も、一歩前へ。
では、また。

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