小学校低学年におすすめの本①
みなさんこんにちは。
子供の夏休みも半分がすぎ、そろそろ読書感想文どうしようかなと考えている時期ではないでしょうか。
我が家の坊も夏休みの宿題は読書感想文を残すのみです。
我が家の坊は、図書館を有効活用し、いろいろな本を読んでいるのですが、なかなか読書感想文を書きたいと思うような本には出会わなかったようで、なかなか進展していません。
そのような状況で、読書感想文の本はどれがいいかなと探した結果、小学生が読みやすくて共感できるのではないかという本を見つけたのでご紹介します。
私も読んでみましたが、現代の小学生の感情がうまく表現されているのではないかと感じ、親としても改めて気付かされるものがありました。
紹介する本
今回ご紹介する本は、「おひめさまになったワニ」という本です。
あらすじ
とある国の王様とお妃様の間に1人のお姫様が生まれました。
王様とお妃様は可愛い子供が生まれたと喜んでいたのですが、お姫様の将来が心配になって、すぐに女王様になるのに必要なことを身につけるため、躾を始めました。
躾を始めると、王様とお妃様は姫の良いところを褒めるのをやめて、足りないところがないかを探すようになりました。
王様とお妃様と姫の世話のために雇われたメイドは、姫のためにと思っていろいろなことをやるように言いますが、姫の気持ちは置き去りにして、押し付けるだけ。
それでも姫は、王様やお妃様の笑顔が見たいと思い、みんなのために頑張ります。
ある時、姫は生活を楽しくするために犬を飼いたいとお願いしてみますが、誰も話を聞いてくれません。
その夜、姫は悲しくなって、妖精に助けてくれるように手紙を書きます。
手紙を書いた翌日に、ワニが現れ、姫の代わりにいろいろなことをします。
また、姫は、ワニが身代わりになった時間をいろいろなことにチャレンジします。
最後に、いろいろなことにチャレンジした姫が自信を身につけ、大人に対して本当の気持ちを言うことができ、みんな幸せに暮らしました。
と言うお話です。
この本は、前述した通り、今の小学生の生活とその感情がうまく描かれているのではないかと感じました。
坊も同じ感情を多少なりとも感じているのではないかと思います。
この本を読んで、私も子供のためと言いながら、押し付けになっていないかをもう一度見直そうと思います。
お話自体はワニがはちゃめちゃなことをしてお騒がせする場面もあるので、小学生でも楽しく読めると思いますよ。
では、また。
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