算数の学習法
小学校2年春〜秋にかけては基礎を固める期間であり、
①計算力
②図形感覚
③文章題を読み取る力、読み込む力
を養うことが大事な時期です。
具体的な取り組み
この時期に算数が嫌いになる子は、掛け算で躓くことが多いので、九九をしっかり学習しましょう。
また、足し算、引き算をミスなく行えるようになっておいた方が良いでしょう。
スピードも大事ですが、一つ一つじっくり取り組める粘り強さが醸成できると良いです。
夏休みの間に九九を習得できれば及第点です。
より高いレベルを目指すなら、答えから九九のどの組み合わせがあるかを逆引きできるようになると、なお良いでしょう。
さらに発展させるのであれば、掛け算で1桁✖️2桁を練習させることは有用です。
掛け算をマスターしていると、割り算に入るタイミングで余裕を持って取り組めます。
また、小学2年生は単位に関する学習が多いです。
単位換算はこれから必ず使うことになることから、今のうちから基礎を固めておけば、後々楽になります。
中学受験において、単位の問題は必ず一問分(6点分)出題される問題であるため疎かにすると後々影響が出てきます。
次に、苦手なお子さんも多いと思われる図形の問題です。
図形問題の克服を目指すのであれば、立体図形と平面図形についてはそれぞれ別に考える必要があります。
立体図形については、イメージする力が求められます。
積み木、LaQ、マグフォーマーなどを作ったり、立体図形の実物を使って遊ぶことでイメージする力が養われます。
平面図形については、どれくらい平面図形に触れたかが求められます。
タングラムなどで遊びながら試行錯誤して、思考することが大事になってきます。
思考力系の力を伸ばそうと思っているのであれば、算数オリンピックの過去問は有用です。
最後に、子供が問題を解く際に、解答への過程を書き出さないことが気になっている方もいらっしゃると思います。
算数の問題を解く際に、解答への過程を書き出す子供はそれほど多くなく、今後、子供が問題を解く際に過程を書き出さないことで間違った解答をすることが出てくるので、その失敗を糧にして自然と身についてくるスキルであり、高学年になると過程を書かないと解けない問題にぶち当たるのでそんなに心配しなくて大丈夫です。
まとめ
・夏休みの間に九九を覚える。
・単位に関する学習はおろそかにしない
・立体図形に強くなるためには実際に立体図形を作ってみてイメージを掴む
・平面図形に強くなるためにはタングラムで遊ぶのがおすすめ
明日は、国語の学習について書こうと思います。
では、また。
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