皆さん、こんにちは!
いよいよ、受験の天王山と呼ばれる「夏休み」が目前に迫ってきましたね!
「夏休みで一気に追い込むぞ!」 「夏期講習で苦手を得意に変えるんだ!」
親も子も、気合が入っている頃ではないでしょうか? でも…ちょっと待ってください!
実は、「夏休みに入ってから頑張ろう」と思っている子の9割は、不完全燃焼で終わってしまうという衝撃的なデータがあるんです。
え、じゃあどうすれば…?
ご安心ください! 大切なのは、「夏期講習が始まる「前」の今、この瞬間の過ごし方」なんです。 「できる子」はもう始めています。でも、まだ間に合います!
今回は、数々の受験生を見てきた塾講師の方の貴重な情報をもとに、夏期講習を120%成功させるために、夏休み前に絶対にやっておくべきことTOP3をランキング形式でご紹介します!
なかなか成績が上がらない…、うちの子、なんだかやる気がないみたい…と感じている保護者の方、必見です!
👑 第3位:勉強方法の再確認
「とにかく勉強しなさい!」 そう言う前に、まずはお子さんの「勉強のやり方」を一緒に見直してみませんか?
「どんな子にも効く完璧な勉強法」なんて存在しません。 お子さんの今の成績、科目、単元、性格によって、ベストな方法は全く違います。
⚠️ あなたのお子さん、こんな「非効率な勉強」していませんか?
✅ とにかく課題を終わらせることが目的になっている(ただ読んでるだけ)
✅ 全体像を理解しないまま、ひたすら暗記している
✅ 解説を読んでわかった「つもり」で、すぐ次の問題に進んでしまう
✅ 算数は好きだけど、国語は後回し…など、得意科目に時間が偏っている
✅ そもそも、勉強時間が圧倒的に足りていない
ドキッとした方も多いのではないでしょうか? これらは、頑張っているのに成績が伸び悩む子に共通する特徴なんです。
では、どうすればいいのか?
夏休み前に、少しだけ時間を作って、親子で今までの勉強法を振り返ってみましょう。
そして、特に5つ目の「勉強時間が足りない」という点。 「量より質」とよく言いますが、受験勉強においては、「量は質に転化します」。 ある程度の量をこなさないと、自分に合った「質」の高い勉強法は見つからないのです。
一方的に「こうしなさい!」と押し付けるのではなく、 「この前のテスト、算数は良かったよね!どんな風に勉強したんだっけ?」 「国語の文章題、時間が足りなかったみたいだけど、どうしたら次は上手くいきそうかな?」 というように、対話を通じて、お子さんと一緒にこれからの作戦を立ててみてください。
👑 第2位:体力をつけておくこと
「え、勉強じゃなくて体力?」 そう思われたかもしれません。
でも、これがめちゃくちゃ重要です!
考えてみてください。 夏期講習は、朝から晩まで授業が詰まっていて、それが毎日続きます。 大人でも過酷ですよね。 子どもたちは、慣れない環境で、座って授業を聞いているだけでものすごく体力を消耗します。
そして、体力切れは、集中力切れとイコールです。
体力が尽きた子から、集中力がなくなり、意識が散漫になり、眠気に襲われ… せっかくの授業内容も、頭に入ってきません。
「1学期の復習を!」「苦手克服を!」 それももちろん大切です。でも、その土台となるのが「体力」です。
まさに、「体力あっての勉強」なのです。
夏期講習が始まる前から、
・早寝早起きを心がける
・バランスの取れた食事を意識する
・少しでも外で体を動かす時間を作る
など、生活リズムを整え、万全の体調で夏本番を迎えられるように準備してあげてください。
👑 第1位:親子の対話の時間を作ること
そして、数ある準備の中で、最も大切で、夏休み、ひいては受験本番の結果を大きく左右するのが、「親子の対話」です。
勉強法も、体力も、すべてはお子さんの「気持ち」があってこそ。 親として、まずやるべきは、アドバイスではなく、お子さんの今の気持ちをフラットに聞くことです。
💬 こんなテーマで話してみませんか?
【勉強のこと】
・最近、得意になってきたな~って思う科目はある?
・逆に、ちょっと「やばいかも」って思ってるのはどれ?
・塾の授業って、わかりやすい?
・9月には、どんな自分になっていたい?(偏差値〇〇!とかじゃなくてOK)
【気持ちのこと】
・志望校のこと、今、どう思ってる?
・受験勉強で、一番「しんどいな」って感じるのはどんな時?
・お父さんやお母さんに、もっとこうしてほしいなってこと、ある?
ここでのポイントは、絶対に詰問口調にならないこと。 そして、求められてもいないのに一方的にアドバイスをしないこと。
子どもは、どうすればいいかなんて、本当は分かっていることが多いんです。 ただ、気持ちが追いついていかないだけ。
まずは、「そっか、そう感じてるんだね」と共感し、受け止めてあげること。 これが何より大切です。
その上で、 「じゃあ、どうするのが良いと思う?」 「そのために、何かできそうなことってあるかな?」 と、質問を投げかけてみてください。
「こうしなさい」という命令ではなく、子ども自身に考えさせることで、夏休みや受験が「自分ごと」に変わっていきます。 お子さんの口から「こうしたい」という言葉が出てきたら、こっちのもの! 子どもの主体性が引き出された証拠です。
「しんどくなったら、いつでも言ってね。一緒に考えよう」 この一言が、親子の信頼関係を深め、お子さんの何よりのエネルギーになります。
もし、お子さんが反抗期でどうしても話してくれない場合は、塾の先生など第三者に頼りましょう。親には反抗しても、先生には素直に話せる子は多いですからね。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 夏期講習を成功させるために、夏休み前にやるべきことTOP3は、
🥇 第1位:親子の対話の時間を作ること
🥈 第2位:体力をつけておくこと
🥉 第3位:勉強方法の再確認
でした!
学力向上はもちろんですが、それ以上にお子さんのメンタルを整え、主体性を引き出す準備が、過酷な夏を乗り越える鍵となります。
忙しい毎日だとは思いますが、ほんの少しで大丈夫です。 本格的な夏が始まる前に、ぜひお子さんとじっくり向き合う時間を作ってみてください。
その時間が、きっと最高の夏、そして合格へと繋がっていくはずです。
今日も、一歩前へ。
では、また。

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