小学校低学年におすすめの本②
みなさん、こんにちは。
夏休みもそろそろ終わりが見えてきたところですね。
夏休みは読書をする絶好の機会。
この機会に今まで読んだことがないようなジャンルの本を読んでみると言うことも良いのではないでしょうか。
本日も、面白い本を見つけましたのでご紹介します。
紹介する本
今回ご紹介する本は、「がっこうかっぱのおひっこし」という本です。
あらすじ
小学一年生の「けい」くんは保育園が遠かったことから、保育園からの友達がいません。
早く友達を作ろうと思っているけど、友達を作ろうと思うと何をしたらいいのかわからなくなり、ドキドキしちゃう。
「ともだちってどうやってつくるんだろう」
友達を作ろうと思っているけど、作れない。
そんな日が続き、友達の輪に入れないため、みんながドッチボールで遊んでいる時間にけいくんは1人で近くの池で遊んでいた。
寂しいと思いながら池の淵に座っていると、カッパが突然現れて・・・。
おうちでかっぱをどうしたら飼えるのかを思考錯誤したり、カッパの世話をしたり。
また、病気になった時には友達がプリントを持ってきてくれて、その友達にかっぱを見せたり。
いろんなことが起きて、けいくんは友達と仲良くなっていきました。
友達との交流の中で、けいくんはいろんな人が自分のことを見てくれているということに気づいて 、自分の周りには自分のことを見てくれているたくさんの人がいることに気づいていく。
というお話です。
がっこうかっぱは「気づかないうちになっているのがともだちさ」と言い、「君が頑張っている時、寂しいのを我慢しているとき、笑ている時、泣いている時、誰かが君を見ているよ。」と伝えます。
子供はいろんな不安を抱えながら生活しているところがあると思います。
そういう気持ちを理解してあげて、うまく自分を出せない子供たちの背中をそっと優しく押してくれるような内容になっています。
大人も読んでみて心があったかくなるような物語です。
では、また。
コメント