こんにちは。
夏も終わり、すっかり秋めいた季節になってきましたね。
秋と言えば文化祭。
我が家も文化祭の予約を取り、今週末から訪問しようと考えていますので、文化祭で見学する際のポイントをまとめましたのでご紹介します。
最も大切なのは「子供が楽しめたか、子供が行きたい学校と思ったかどうか」をよく確認しましょう。
文化祭で見るべき4つのポイント
「生徒の雰囲気」
文化祭では基本的に、生徒全員が参加しているので、中高の生徒全体を見て、どんなふうに成長していくのかを感じ取れることができます。
また、説明会やオープンスクールとちがって、素の生徒さんが見られる良い機会となります。
文化祭では表舞台の子に目がいくのは当然ですが、裏方で働いている子を見るのも大切です。真の生徒像が垣間見えます。
「保護者の雰囲気」
文化祭ではPTA主催のバサ―やPTAのコーラス部があるなどPTA活動の有無や、どれぐらい力を入れているのか、同好会の有無なども知ることができる場合があります。
PTAの活動が確認できる場合は、生徒の雰囲気と合わせて、学校になじむ家庭とはどのような家庭かを想像してみましょう。
「施設・設備」
文化祭ではほとんどの施設が解放されていて、学校説明会では見られなかった場所にも行けることから今まで確認できなかったところも確認してみましょう。
また、図書室の蔵書、トイレの清掃状況、下駄箱の整頓状況なども併せて確認すると、日常生活がどのような環境で行われているかが想像できますので見てみるとよいでしょう。
「部活動」
中高一貫私立では、運動部にひけをとらないだけの文化部の数と活動実績がある学校が圧倒的に多いのが特長です。鉄道研究、天文、数学研究、、生物、地学、競技かるた、作画(マンガ、イラスト)、弁論など、数えきれないほど、面白い、異彩を放った部・同好会活動があります。
文化祭では運動部はそこまで目立ちませんが、文化系の趣味をお持ちのお子様なら目を輝かせることも多いと思います。
特に鉄道好きの男の子は多いと思いますので、鉄道好きな子供であれば鉄道研究部がある学校は必見です。
このように、文化祭では、学校説明会で確認できないところをチェックポイントにするとよいでしょう。
文化祭の回り方
「目的は進学したい学校かどうか」
テーマパークに遊びに来ているのではなく、あくまで進学したい学校を物色するのが目的なのでそのことを子どもによく話して、できるだけ「お化け屋敷」的な企画に並んで時間を浪費しないようにしましょう。
高学年の子であれば、子どもと待ち合わせ場所を決めて、子どもはお化け屋敷、親は展示物を見に行くなど、別行動をするという方法もあります。
「学習展示物は必見」
学習展示物からは、生徒が普段からどんなことを考えて学習に臨んでいるか、その姿が分かります。
生徒が展示の説明をしてくれる学校もありますので、学校の授業がどのようなものかが予想できると思います。
「在校生と話してみよう」
在校生と話してみることは、その学校を知るためには大いにヒントになります。
受験生向けに質問教室を開催している学校も多いので、そういった機会を利用することもよいですね。
文化祭に参加する際の注意点
1日で2校の文化祭見学は体力勝負
1日で2校の文化祭を回るのは覚悟が必要です。
学校の文化祭は午前の部と午後の部に分かれていることが多く、場所によっては1日2校回ることも可能ではあります。
しかし、文化祭で、複数の展示や出し物を見学しようとすると、どうしても時間がかかってしまいます(子供の希望でお化け屋敷などの出し物を見学すると、待ち時間が数十分なんてこともざらです)。
せっかく文化祭に行くのだからと文化祭の様子をしっかり見学するご家庭が多いのではないかと思いますが、校内を歩き回り、出し物の順番を待つなどやっていると、自分が気づかないうちに体力を消耗してしまいます。
特に文化祭では、ゆっくり座って見学できるというケースは少ないと感じましたので、基本立ちっぱなしと考えていたほうがよいでしょう。
我が家でも1日1校回っただけで子供も親も「楽しかったけど疲れたね~」となってました。
1日2校回るとなると、少ない時間でポイントを絞った見学をする必要があり、体力も必要となりますのでご注意ください。
スケジュールはしっかり立てましょう
各校の文化祭開催時期はおおむね9月~10月に集中しており、志望校が決まっているご家庭以外はいろいろな学校の文化祭に行ってみようと思われるご家庭も多いのではないでしょうか。
我が家もいろいろな学校の文化祭を見てみたいと考えており、本年はなるべくたくさんの文化祭に参加したいと考えており、シルバーウィークは連日、いろんな学校の文化祭を見学する予定を立てています。
文化祭を何校か見学してみて感じたことは、「実際に見学すると、その学校がどのようなことに重点を置いているかが生徒や展示物からわかる」と感じました。
そのような文化祭ですが、時間に制限があり、手あたり次第、気になった学校の文化祭を見学するのも難しいのが現実です。
また、文化祭をしっかり見ようとすると疲れますし、それが連日となると、なかなか大変です。
ある程度、学校を絞り込んでスケジュールを立てるようにしましょう。
連日参加を予定されているのであれば、各学校の文化祭HPに企画案内等が出ていますので、行く前にある程度どこを回るかを決めていくことが大切です。
文化祭の各部活が行っている招待試合や活動発表などのタイムスケジュールが発表されているのであればそちらもチェックしておく必要があります。
多くの学校では、学校の校門近くで入校手続きを行う際に一緒にタイムスケジュールを渡されますので、もらったらどの部活がどのような発表を何時から行うかをチェックしましょう。
やはり、子供の興味がある部活の発表会は「刺さる」と思います。
我が家でも、興味がある展示や発表会の後は、子供が興奮して、帰ってから何回もその時の気持ちを話してくれていました。
2022年の文化祭は予約不要の学校も出てきていますので、今からでも間に合いますよ。
よい文化祭見学ができることを祈って。
今日も、一歩前へ。
では、また。
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