【国語:読書感想文】(小学校低中学年向け)だいじょうぶくん(本の紹介)

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こんにちは。

7月に入り、そろそろ夏休みの時期ですね。

夏休みといえば、読書感想文の宿題があります。

毎年出される宿題ですが、どの本がいいかいつも迷うんですよね。

今年は直前に迷わなくて良いように、早めに読書感想文向けの本を探しましたので、皆様の参考となればと思い、ご紹介させていただきます。

紹介する本

本日は、ポプラ社GO!GO!ブックスシリーズの「だいじょうぶくん」をご紹介します。

「GO!GO! ブックス」は、読書が苦手な子も、読むのが楽しくなる、本を選ぶ楽しみが味わえる、自分にぴったりな一冊と出会える、小学校中学年向け・創作読み物の新シリーズです。

「小学校の低学年のうちはたくさん本を読んでいても、中学年・高学年へと年齢が上がるにつれて読書習慣が続かない」「ゲームや漫画など他のメディアとの接触も増える中で、何を読んだらいいかわからない」というおうちの方の声に応える新シリーズとして誕生しました。豪華な作家陣と画家陣による、創作読み物の豊かな世界を気軽に楽しめる工夫が満載です。

「GO!GO! ブックス」には3つの特徴があります。

1.全ページオールカラー・漢字すべてにふりがなつき

お話の世界に引き込まれるようなイラストは、全てカラーで掲載。漢字にもすべてふりがなつき。漢字が苦手なお子さんも、長いお話を1人で読むのがはじめてのお子さんも、親しみやすい工夫がされています。

2.テーマ×ジャンルの組み合わせで本を選びやすく

「出会い×ファンタジー」「友情×ユーモア」など、テーマとジャンルを各巻に記載。自分の興味・関心にあった本が選びやすく、自分にぴったりの1冊を選ぶ楽しみを体験できます。

3.読書をサポートする「GO!GO! しおり」つき

カバーの折り返し部分を切り取って作る「しおり」つき。普通のしおりとしてはもちろん、読みたい行に当てることで、視点を集中させ読みやすくするという活用法も紹介しています。

これらの工夫により、本を読むのって楽しいと感じてくれるのではないでしょうか。

あらすじ

新しいクラスになじめない主人公・「そうた」がリサイクルショップで出会ったのは、人と話ができるぬいぐるみの「だいじょうぶくん」。

訳があって売られてしまっただいじょうぶくんから、持ち主の「まりちゃん」を一緒に探してほしいとたのまれます。

一方、学校では主人公のそうたは新しいクラスの友達が外遊びしている仲間に入れずにいました。

ある時、学校でみんなで遊んでいたボールがなくなるという事件が起こります。

その事件をだいじょうぶくんと一緒に解決したそうたは、友達の輪に入ることができました。

クラスに馴染めたそうたは、「まりちゃん」を探し始めます。

ヒントは煙突が見える一軒家。

やっとのことで「まりちゃん」の家だと思う一軒家を探しあてたところ、その家から怪しい男が出てきて。

その男を追いかけていくと。

という感動あり、笑いあり、冒険ありというお話です。

感想

「ものは持ち主に大切にされて、力をためていくのです。力が十分にたまると、話すことができるのです」

話をするためには条件があり、その条件とは、

「目です。左右揃った2つの目。丸く、つややかな目を2つつけると、ものは話せるのです。」

誰でも一度は「もの」と話をしたいと思ったことがあるのではないでしょうか。

この本はその気持ちをうまく表現してくれており、子供の想像力を掻き立ててくれます。

また、子供の微妙な心情を書くことで、子供の共感を得やすいと感じました。

加えて、子供の大好きな謎解き冒険要素も含まれています。

笑いあり、冒険ありのワクワクドキドキが止まらない1冊でした。

夏休みの読書感想文の本としておすすめですよ。

では、また。

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