【学校情報】かえつ有明中・高等学校

学校の紹介(備忘録)

偏差値(2022合格判定サピックスオープン):40(2/1午後特特)

所在地:東京都江東区東雲2-16-1

最寄駅:

りんかい線『東雲駅』下車 徒歩約10分

東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ線『豊洲駅』下車 都営バス乗り換え約8分

URL:https://www.ariake.kaetsu.ac.jp/

種類:共学

学校の特色

かえつ有明中・高等学校の前身は1903年に設立された日本初の女子商業学校。

2006年の共学化に伴い、それまでの嘉悦女子中学校・高等学校から現校名に改称するとともに、江東区東雲の有明キャンパスに移転した。

教育理念に「生徒一人ひとりが持つ個性と才能を生かして、より良い世界を創り出すために主体的に行動できる人間へと成長できる基盤の育成」を掲げ、「ディープラーニング」「グローバル」「ダイバーシティ」を三つの柱として、21世紀型のグローバル人材を育成している。

クラス編成

1クラス35名前後の6〜7クラス制。

多様性を重視するため、学力別でのクラス分けはしていない

高2で文理に分かれる

中学では、各自の英語習熟レベルに応じて、「オナーズクラス(英検®準1級以上)」「アドバンストクラス(英検®2級レベル)」「レギュラークラス(一般的なレベル)」の3クラスに分かれて授業が行われ、本人の意欲によってレベルアップも可能。

教育の特徴

独自の学習プログラム「サイエンス科」(中学)と「プロジェクト科」(高校)を実施。

サイエンス科

中学で行う教科横断型の授業。論理的思考力の基礎を学ぶとともに、意見・情報を出し合うブレーンストーミングやディスカッションなども実施して、判断力や表現力、問題解決力などを養う。

さまざまなテーマで「情報収集→整理・分析→発表」というサイクルを繰り返し、ディスカッションやグループワークを通して、「学ぶためのスキル」を培ってい

プロジェクト科

みずからの興味・関心により深く向き合い、「答えのない問い」の「答え」を探す授業を展開

「お弁当をデザインして商品化する」「自転車発電をSDGsの課題解決につなげる」「フェアトレードに注目して、商品を校内で販売する」など主体的に取り組むプロジェクトが行われる。

国際教育

全校生徒の約3割を国際生(帰国生)が占めており、日常的に多様な価値観に触れることができる環境。

休み時間に英語で会話する姿が自然に見られる環境のなかで一般生も刺激を受けている。

英語の授業は週6コマで、その内訳は「総合的な英語の授業」が4コマ外国人教員を加えた「OC(Oral Communication)」が2コマとなっている。

希望制の「British Hills英語研修」(中学生対象)、「Cambridge英語研修」(高校生対象)、高2全員参加のイギリスとフランスへの修学旅行など、国際交流のプログラムも充実。

学習サポート

一人ひとりに合わせた柔軟性のある対応をしている。

高校では学び方のスタイルや進路実現の方法によって三つのタイプのクラスを編成し、多様な生徒が切磋琢磨しながら成長できるように考慮。

放課後や長期休暇中には、教員と予備校講師が補習や講習を担当する「学習支援センター講習」を開講。高1の3学期に英語大学入試基本英文法講座から始まり、入試直前期までより高度な理解を得ることを目標としている。現役予備校講師をはじめとする信頼と実績の講師陣が、担任や授業担当の先生と密な連絡をして、指導効果を相乗的に発揮している。夏期冬期春期直前講習は講座延べ数計500回を超えて実施。

卒業生によるチューター制度もある。チューターは同校の卒業生やインターンシップ協定校である東京理科大学の教員志望の学生が中心

チューターが同校の学習環境やスケジュールを理解したうえで、生徒一人ひとりの学習状況をふまえて効果的なアドバイスが可能。演習講座でも個別に質問対応を行っている。教科指導だけではなく、受験に向けた広範な質問にも対応可能。

高1・2では勉強合宿も実施される。高1は3泊4日、高2は4泊5日、文系・理系やレベル別クラスに分かれて100分の講義を受け、夜は自学自習と質問を繰り返すことで理解を深める。

進学実績

近年、海外大学への進学を希望する生徒が増えていることから、海外協定校への推薦制度を設けたほか、日本とアメリカの両方の高校卒業資格を同時に取得できる「USデュアルディプロマプログラム」も導入

今後、海外大学への進学実績が増えてくることが予想される。

国内大学の2022年度実績は、指定校推薦で東京理科大学へ5名、国公立大学合格者数15名(東京工業大学、お茶の水大学等)、早稲田大学14名、慶應義塾大学11名などの実績となっている。

今日も、一歩前へ。

では、また。

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