【学校情報】中央大学附属中学・高等学校

学校の紹介(備忘録)

偏差値(2021サピックスオープン):48(1回目)

所在地:東京都小金井市貫井北町3-22-1

最寄駅:JR武蔵小金井駅(北口)6番バス停から京王バス「中大循環」にて約6分「中大附属高校」下車

西武新宿線小平駅(南口)から銀河鉄道バス「小平国分寺線」にて約12分「中央大学附属中学・高等学校」下車

URL:https://www.hs.chuo-u.ac.jp/

種類:共学

付属校・半付属校・系属校・進学校:付属校

キリスト教系・仏教系:特になし

校風(個人の主観):自由な校風

学校の特色

1909年に目白中学校として設立。その後、1952年の中央大学との合併に伴い、校名を中央大学杉並高等学校と改め、1963年に杉並区から小金井市に移転すると同時に、中央大学附属高等学校に改称。附属中学校が開校したのは2010年となる。

2018年に文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている。

校風としては、自主・自治の精神が徹底されており、文化祭や体育祭のような行事も、生徒みずからが力を合わせてつくり上げていくといった、みずから考え、行動できる「自主・自治・自律」の自由な校風。

教育プログラム

主体的・創造的な学習を推進するための、さまざまな教育プログラムをが用意されており、中学では、体験型の学習を重視している。

体験を通して学ぶ機会を数多く設けられており、たとえば、中学校では学期に5〜6回の「スクールランチ」がある。日本の郷土料理や外国の料理をテーマに、担当グループがその料理が生まれた地域の地理や歴史、料理の由来などを調べて発表し、管理栄養士からの補足説明があり、その後でみんなで実際にその料理をいただくといったことを行っている。そういった取り組みを行う事で、その地域のことが、「目で見て、匂いを嗅いで、口に入れて味わう」という五感でしっかりと理解できると考えている。

英語教育では、週5時間の総合英語に加え、「プロジェクト・イン・イングリッシュ」という授業がある。ネイティブ教員による指導の下、グループごとにあるテーマについての考えを英語で文章化し、英語で発表するという内容。英語を単に知識として蓄えるのではなく、実際に使ってみるという経験をさせる取り組みと考えている。

同校では、独自の科目として、教養総合という科目を置いている。教養総合の科目の目的は、学問の分野を超えて問題を解決する力を養うもの。高校生が中心となるが、2021年度からは「教養総合基礎」という形で中3から始めている。中学の段階では、調べて発表することがメインにとなる。中学で重要と考えているものが「視点」と捉え、どういう視点から考えるかで、個々の違いが出ることになり、個々の生徒の主体的・創造的な学習につなげている 。たとえば、太平洋戦争のときのミッドウェー海戦について、ある生徒が「ミッドウェー海戦を題材にした映画や小説などと、実際に起こったことに違いはあるのか」という疑問を持ち、実際に起こったことを調べるのは一つのプロセスですが、それだけでは単なる調べ学習で終わってしまう。作品に描かれていることと実際に起こったこととの間にどんな違いがあるのか、これは調べて自分で比べてみなければわからないため、「教養総合基礎」では、そのようにみずから問いを立て、独自の視点を養っていくことを重視している。

 高校生になると、それを引き継いだ「教養総合」で、身近な話題や世界で起きている出来事の問題点を発見し、解決への道筋を考えていく。高2の「教養総合Ⅱ」ではフィールドワークを中心に、設定したテーマを掘り下げていく。たとえば、ポーランドをテーマにした年は、歴史や文化を事前に調べた後、実際に中世都市クラクフを訪れ、アウシュビッツの収容所なども見学して、そこで考えたことを発表しまた。高3では、文系の生徒は卒業論文、理系の生徒は卒業研究に取り組む。

進学実績

卒業後は、85~90%が中央大学に進学。内部推薦には成績基準があり、上位から自分が望む学部を選択できる。

2020年度は卒業生の約3割が中央大学の法学部に進学。それに次いで多いのが、経済学部と商学部となっている。

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