【学校情報】市川中学校・高等学校

学校の紹介(備忘録)

偏差値 :2022年合格力判定サピックスオープン:56

所在地:千葉県市川市本北方2-38-1

最寄駅:

京成「鬼越駅」より徒歩20分

JR・都営地下鉄新宿線「本八幡駅」よりバス11分
(JR北口②番のりばバスはいずれも可)

JR「市川大野駅」より姫宮団地経由本八幡駅行きバス11分

JR「西船橋駅」より直行バス20分(登下校時のみ運行)

URL:https://www.ichigaku.ac.jp/

学校の特色

千葉県屈指の私立進学校として知られる学校。

教育者の古賀米吉先生が1937(昭和12)年に設立。

創立85年。

創立以来、個性の尊重と自主自立の教育理念の下、みずから学ぶ力、生涯学び続ける力を育てる「第三教育※」に力を入れているのが特徴です。国際研修・課題研究・課外活動など多彩な教育プログラムを通じて、生徒たちの学ぶ意欲や探究する姿勢を育んでいる。

※第一教育が家庭教育、第二教育が学校教育、そして自分自身で学んでいくことが「第三教育」

文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも3期連続で指定され、今年で13年目。

クラス編成

1学年320名程度の8~9クラス制。

特にコースが設定されてはいない。

高校からの編入あり。

高校では120名程度募集され、1学年11~12クラス。

高校においては、中学校から内部進学した生徒と高等学校から外部進学した生徒との間で、第3学年から混合クラスを編成する。

中3以上では希望者のうちの成績上位者によって編成される選抜クラスがある。

教育の特徴

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

令和元年度にSSH第3期の指定を受けた第3期の研究開発課題は「自分で自分を教育できる自立した研究者を育成するプログラムの開発」。

研究開発課題を達成するためには「論理的思考力」「コミュニケーション力」「表現力」「科学的な現象を発見する力」「課題を認識する力」の5つの力を育成することが必要であると考えている。これらの力の基礎をさまざまな教科の授業を通して身につけ、5つの力のすべてを必要とする課題研究に取り組むことで、自立的に研究活動を行える生徒を育成することを目標としている。

課題研究は理系・文系の選択が決まった高校1年の12月から始まり、学年集会を使って課題研究の進め方を学んだり、教員と面談を行いながら研究テーマの設定に向けて自分の興味を掘り下げていく。高2年になると「市川サイエンス」という授業で課題研究が本格的にスタートし、理系志望の生徒全員が課題研究に取り組み、研究成果を発表する機会もある。大学の研究室や研究機関、企業で先端技術などについて学ぶほか、エネルギー問題と廃炉作業について学ぶ福島研修、火山地帯の地形や動植物について学ぶ三宅島研修などもある。

ダブル・ヒーリックス

8校の高校生が参加するオンラインプログラム。

海外の大学生が学ぶような形で、論文などを読んで、それに対してディスカッションをしていく。特に他校の生徒たちと一緒に活動することが大きな刺激になっている。

国際教育

学校としてもさまざまな研修制度を設けているが、それとは別に文部科学省が官民合同で行う留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」などを通じて、これまでに30名以上が代表に選ばれて世界各地に行っている。

トビタテ!留学JAPAN」の代表に選ばれるにはエントリーシートが重要で、教員がそれを3か月ほどかけて指導するなど、それを支援する体制もできている。

学校の海外研修としては、「イギリスのイートン校」での研修や「カナダ研修」「ニュージーランド研修」「英国ケンブリッジ大学研修」「英国オックスフォード大学研修」「米国ボストン・ダートマスカレッジ研修」と、海外に赴くプログラムだけでも6種類ある。

留学だけでなく、海外の優秀な学生を日本に呼んで、5日かけて交流する「エンパワーメントプログラム」も行っている。今は海外の大学生を呼べない状況ですから、この2年間は日本国内にいる留学生に協力してもらっている。最初の1時間は、海外にいる学生とリモートでディスカッションなどをし、その後、来てもらった留学生1人に生徒5~6人がつく形で、少人数のグループでディスカッションやミニプロジェクトを行う。高1・2の希望者が対象だが、毎回80人ぐらいが参加する。

学習サポート

中学では、数学月例テストや英語ボキャビルテストを行い、その結果などをもとに英語・数学の補習を実施。

希望制ではなく指名制の補習。

夏休みには夏期講習等が実施され、遅れがあったとしても取り戻すことができる

学校側では入学後は塾に行く必要はないとのスタンスで学習サポートを行っている。

進学実績

現役の合格者が166.7%。国公立大学の医学部医学科の合格者は4年前の213%と2倍以上に増えている。私立大学の医学部医学科244%

2022年度の実績として、東京大学23名(18名)、京都大学7名(6名)、早稲田大学149名(123名)、慶應義塾大学114名(85名)等の合格者を出している。

今日も、一歩前へ。

では、また。

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