【学校情報】目黒日本大学中学校・高等学校

学校の紹介(備忘録)

偏差値(2022合格判定サピックスオープン):36(2/1PM)

所在地: 東京都目黒区目黒1-6-15

最寄駅:目黒駅より徒歩5分

種類:共学

付属校・半付属校・系属校・進学校:準付属校

キリスト教系・仏教系:特になし

校風(個人の主観):自由な校風

学校の特色

1903年創立。2005年に高校、2006年に中学が共学化。2015年に新校舎完成。2019年4月より日本大学の附属校となり、目黒日本大学に校名変更。

「質実剛健・優美高雅」を建学の精神に掲げ、しなやかな強さをもった自立できる人間を育てる。国公立・難関私大を目指し、中高一貫コースの6年間で教育活動を行っていく。また高校からの入学生とは交わることなくクラス編成される。ハイレベルな英語力の修得のため、タブレットを活用したオンライン英会話レッスンやネイティブによるHRなど、英語に特化した取り組みを実現。希望制の海外研修も行う。高校入学までに英検2級取得を目標とする。また、朝のHRを利用した小テストと繰り返し学習の制度により、基礎学力の確実な定着をはかる。「日本」をテーマにした授業、学校行事、課外活動にも取り組んでいる。クラブ活動では、ダンス部が世界大会で優勝、水泳(男女)、ソフトボール(女)、ボクシング(男)が全国大会レベルで活動している。

クラス編成

中学では少人数制(35名程度)の3クラス。

高校進学後も、高校からの入学者と混合クラスとせず、中高一貫生のみでのクラス編成となる。

中高一貫クラスの進路としては、日本大学基礎学力到達度テストが行われ(高校1~3年角4月+高校3年9月計4回)、①日本大学の合格を保有しながら国公立大学の合格を目指す(成績上位者のみ、一部の学部対象)、②ほかの難関私立大学を目指す(内部進学での日本大学との併願不可)、③基礎学力到達度テストや在学中の成績を利用して日本大学を目指すという3つの選択ができる。

教育の特徴

これまでの知識重視型の勉強だけではなく、問題・課題を見つけ解決する力こそが、次世代を担う生徒たちには必要と考え、「問題解決力」「進路実現力」「相互理解力」をバランスよく身につけ、社会で活躍できる人材の育成を目指している。

「問題解決力」

PDSA(「Plan(計画)」「Do(実行)」「Study(研究)」「Adjust(修正)」)、探究学習、発表コンクールを通して、問題解決力の育成を行う。

自身が直面している問題に対して、さまざまな情報の中から必要な情報を取り出し、自ら考え、自分なりの答えを導き出すPDSA(Plan-Do-Study-Adjust)サイクルを積み重ね、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションなど、多様な角度から検討し、論理的・客観的に考える活動(クリティカル・シンキング)を多く取り入れて、将来のキャリアを切り拓く力を育成する。

探究学習では、「単なる知識」だけではなく、「全体との関わりの中で知識をどのように使っていくか」に重点を置いている。さまざまな情報や出来事を「全体」で学習し、得た知識を主体的に判断しながら「個人」で学習し、その後、全体へフィードバックし、他者の意見や発想を共有することで、多様な人々と協働していくことができる人間を育成する。

発表コンクールは1年間の探究学習の総仕上げと位置付けている。1年生から3年生まで全員が参加し、多くの生徒が見つめる中、生徒はグループごとにスライドを用いてプレゼンテーションを行い、自分たちの考えを分かりやすく聞いている人に伝えることで、表現力やコミュニケーション能力を養う。

「進路実現力」

個々の希望進路に対応するため、教科で得た知識と進路指導が結びつくように進路プログラムを構築している。
生徒が習得した知識を、進学のための道具で終わらせることなく、進路先でその力を十分に発揮できるようにサポートする。

「相互理解力」

授業や講習などを通じて知識を得ることも大切ですが、挨拶や礼儀、他者とのコミュニケーションの取り方、さらには相手に対する思いやりを学ぶことも必要であり、部活動・委員会活動、さらには芸能活動を応援している。

国際教育

中学3年3学期に1か月間実施される全員参加のオーストラリア短期留学、高校1年~2年時に行われる、希望者を対象としたニュージーランド中長期留学、選抜生徒を対象とした英国ケンブリッジ大学語学研修などがある。

オーストラリア短期留学では、各家庭に1~2人がホームステイし、提携校で授業を受ける。

学習サポート

「特別課外授業」

国公立・私立の最難関大学や医学部への進学を希望する生徒を対象とした課外授業。中学1年次より、難関大学の入試問題への対応力習得に焦点を絞り、演習を中心とした指導が行われる。

授業は生徒による研究、講義、相互アドバイスを踏まえて、最終的に教師が指導するというスタイル。英語は、英語的理解力、表現力を中心に実施。数学は、同一の事象をさまざまな観点から数学的に解明する、数学的思考力を培う。国語は、多読、精読プログラムにより、論理的に文章を理解し、表現できる力を高める。

放課後に60分実施。

「放課後学習会」

受講は希望制であり、授業内容の復習を中心に基礎学力を構築することを目標としている。

科目は国語・算数・英語であり、放課後に50分間実施される。

「学習支援センター」

学習習慣の定着を通じた難関大「現役合格力の養成」を目指して、中学生は全員加入する。

放課後19時まで利用可能となっている。

個別指導も行われており、完全オーダーメイド授業で苦手克服、定期試験・受験対策を支援している。

常駐しているチューターにいつでも質問可能な質問コーナーも設置されている。

利用には利用料が必要。

進学実績

2022年春の卒業生301名中、214名(71.1%)が日本大学へ進学している。

今日も、一歩前へ。

では、また。

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