こんにちは。
筆箱の管理ってちょっとめんどくさいですよね。
すでに自分で管理できているというご家庭もあるかもしれませんが、我が家の坊は全くやらないので、学校や塾に行く前に筆箱の中身を確認して、鉛筆がつぶれていたら研いでいます。
そろそろシャープペンシルを使っても問題ないのではないか?と思ったので、鉛筆とシャープペンシルのメリット・デメリットについて調べました。
同じような悩みを持ったご家庭の参考となればうれしいです。
鉛筆とシャーペンはどちらも筆記用具の代表ですが、素材や仕組みに違いがあります。鉛筆は黒鉛と粘土を焼き固めた芯を木で覆ったもので、削って芯を出して使います。シャーペンはプラスチックなどで作られた細く強度の高い芯を本体にセットして使います。
では、中学受験に向けて勉強する子供にとって、どちらがより適切な筆記用具なのでしょうか?それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
鉛筆のメリット
- 芯が太く滑らかに書ける
- 筆圧に耐えることができる
- 消しゴムで消せる
- 選択肢問題などでは読み取りの確実性が高い
鉛筆のデメリット
- 芯を削る必要がある
- 芯が折れやすい
- 濃すぎる場合は消し残しが起こりやすい
- 六角軸など持ち方に違和感がある場合もある
シャーペンのメリット
- 芯を削らなくてよい
- 細字で書ける
- 丸型など持ちやすい形状が多い
- 替芯や消しゴムなどカスタマイズできる
シャーペンのデメリット
- 芯が細く折れやすい
- 筆圧に弱く字が薄くなりやすい
- 消しゴムで消せる
- 選択肢問題などでは読み取りの確実性が低い
以上からわかるように、鉛筆とシャーペンはそれぞれ一長一短です。中学受験では、速さや正確さだけでなく、字もきれいに書かなければなりません。そのため、子供自身が使いやすく感じる方を選んでも良いかもしれません。
ただし、シャーペンを使う場合は以下の点に注意してください。
- 芯は0.5mm以下ではなく0.7mm以上の太さにする
- 替芯はHB以上ではなくB~2B程度の濃さにする
- 消しゴムは本体内蔵ではなく別途用意する
これらは、芯折れや字薄れを防ぎ、読み取りミスや消し残しを減らすためです。
最後に、図表で比較したものを示します。
| 鉛筆 | シャーペン |
| 芯の太さ | 太い | 細い |
| 芯の強度 | 弱い | 強い |
| 芯の削り方 | 削る | 削らない |
| 筆圧の耐性 | 高い | 低い |
以上が鉛筆とシャーペンのメリットとデメリットです。
中学受験をする子供にとって、どちらがより適切な筆記用具かは一概には言えません。子供自身が使ってみて、自分に合った方を選ぶことが大切です。親としては、そのサポートをしてあげましょう。
今日も、一歩前へ。
では、また。
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