春分の日とは
春分の日(しゅんぶんのひ)は、日本の祝日の1つです。
春分の日は、毎年3月20日頃に設定されており、昼と夜の長さがほぼ同じになる昼夜均等の日です。
春分の日は、秋分の日とともに、春と秋の季節の境目を示す「二十四節気」の1つとされています。
春分の日は、古くから祖先を祀る「彼岸(ひがん)」の1つで、お墓参りをする習慣があります。また、桜の開花時期が近づくと、お花見をする人たちも増えます。
春分の日は、天気が良ければ、日差しが暖かく、過ごしやすい日になることが多いです。
二十四節気とは
二十四節気(にじゅうしせっき)とは、季節の変化を表すために、1年を24に分割したものです。
1年を24等分すると、1つの節気はおよそ15日ほどとなり、季節の変化を感じることができます。
二十四節気は、古代中国で発祥し、日本や東アジアの他の国々でも採用されています。
二十四節気は、太陽の動きに合わせて設定されています。
春分、秋分、冬至、夏至を含めた4つの節気は、特に「至」(しおう)と呼ばれ、昼と夜の長さがほぼ同じになる日を表します。また、1年のはじめの節気を「立春」(りっしゅん)、最後の節気を「大寒」(だいかん)といいます。
二十四節気は、農業や季節の行事とともに用いられています。例えば、節分から立春までは春の始まりとされ、土地の神様や先祖を祀るお祭りが行われることがあります。また、立秋から秋分までは、秋の始まりとされ、収穫の準備や運動会、文化祭などが行われることが多いです。
太陽の位置
春分、夏至、秋分、冬至の日の出の位置は、それぞれ以下のようになります。
・春分の日:東
・夏至の日:北東
・秋分の日:東
・冬至の日:南東
春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。夏至の日は、太陽が北東から昇り、北西に沈みます。冬至の日は、太陽が南東から昇り、南西に沈みます。このように、太陽の位置が異なるため、日の出の位置も異なります。
太陽の軌道
春分、夏至、秋分、冬至は、二十四節気の中でも特に重要な4つの日です。それぞれの日には、太陽の位置が一定の場所にあることが特徴です。
・春分の日:3月20日頃(太陽が赤道上を通る)
・夏至の日:6月21日頃(太陽が北極圏の頂点に最も近い位置にある)
・秋分の日:9月23日頃(太陽が赤道上を通る)
・冬至の日:12月22日頃(太陽が南回帰線の頂点に最も近い位置にある)
このように、春分は赤道上、秋分も赤道上、夏至は北極圏の頂点、冬至は南回帰線の頂点に太陽が位置することから、それぞれの日を「分点(ぶんてん)」、「至点(してん)」と呼びます。また、これらの日には、昼と夜の長さが最も等しくなる(春分・秋分)、最も長くなる(夏至)、最も短くなる(冬至)という季節の節目があります。
今日も、一歩前へ。
では、また。
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