【理科・社会】米作り体験③

日常の取り組み

 こんにちは。

6月の終わり、「一般社団法人フォースウェルネス」が主宰する米作り体験の第3回目に行ってきました。

このイベントは全6回開催され、田起こしから脱穀・籾摺りまで行います

参加した内容は第3回目ということで、待ちかねた田植えを行いました。

今後、草刈り・生き物観察→稲刈り→収穫祭という行事が予定されています。

米作りは日本の伝統的な農業であり、理科や社会などの教科にも関連する重要なテーマですので楽しく学べるといいなと考えています。

田植えとは

田植えとは、稲の苗を水田に移植する作業のことです。

日本では5月から6月にかけて行われますが、地域や品種によって時期は異なります。

田植えには手作業や田植機などさまざまな方法がありますが、どの方法でも苗の根や茎を傷めないように注意しなければなりません。

また、苗の本数や間隔も適切に調整する必要があります。

田植えの目的や効果は以下の通りです。

  • 稲はもともと熱帯の作物で、日本のような温帯で安定的に栽培できるようになったのは、水田で水を管理することで温度や水分を調節したからです。田植えは水田栽培の基本です。
  • 苗代(苗を育てる場所)では苗が密集しているため、光や空気が不足しやすく、病気や害虫に弱くなります。田植えで苗を広げることで、光合成や呼吸が促進され、健康な稲に育ちます。
  • 田植えで苗を深く植えることで、根がしっかりと張ります根が張ることで、水分や養分の吸収が向上し、倒伏(茎が倒れること)や風害にも強くなります。
  • 田植えで苗を一定の間隔に植えることで、稲穂の数や粒数を増やします。間隔が狭すぎると稲穂が小さくなり、広すぎると稲穂が少なくなります。適切な間隔は品種や地域によって異なります。

田植えに関する知識は理科や社会などの教科にも関連しています。

例えば以下のような内容です。

  • 理科では、稲の生物学的な特徴や光合成や呼吸などの生命現象、水田の生態系や土壌の性質などについて学びます。
  • 社会では、日本の農業や食文化や歴史、世界の米生産や消費や貿易などについて学びます。

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田植えの前に

水田にはいろいろな生き物が生活しています。

田植えの前に、どんな生き物が生息しているかの生き物観察がありました。

田植えの時期である6月はオタマジャクシがたくさんいました。

オタマジャクシを実際に捕まえて観察もできてよい体験となりました。

中には足が生えたオタマジャクシも。

そのほか、ドジョウや小魚などもいて、相変わらずの楽しさでした。

他にもアメンボ、ヤゴ、タガメ、ゲンゴロウなどもいましたよ。

実際の作業

今回は、田植えということで、テンション高く参加してきました。

実際の作業では、横縄植えで田植えを行いました。

横縄植えとは、田植えの方法の一つで、水田に横に縄を張って、その縄に沿って苗を植えることです。

横一列になり、苗を2~3束植えていきます。

苗を深く植えなければならないので、力仕事でした。

でも、泥に押し込む感覚は楽しいですね。

下の写真のようにきれいに田植えができました。

田植えが終わった後には、余った稲を持って帰っていいとのことでしたので、いただいて帰りました。

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持って帰った稲を花瓶で育てていますが、なかなか育てるのは難しいですね。

帰りには、カモの番がいてかわいかったです。

今日も、一歩前へ。

では、また。

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