こんにちは。
この頃は残暑もすっかり落ち着いてきて、秋めいた気候となってきましたね。
秋は読書が捗る季節。
我が家の坊の読書も捗っています(笑)
運動会が開催され、いろいろな競技をお子さんも経験したのではないでしょうか。
運動会などの行事があると経験するのが「失敗」。
大人も子供も失敗してしまうと落ち込みますよね。
失敗は誰でもするものということがわかれば子供も安心するのではないでしょうか。
本日は、そんな失敗の話がたくさん出てくる本を紹介します。
紹介する本
本日は、坊が楽しんで読め、私も読んでみてほっこりした「しっぱいにかんぱい!」という本をご紹介します。
あらすじ
この本の主人公である達也くん。
最近お姉ちゃんに元気がなく、心配している日々です。
お姉ちゃんは走ることが得意で、小学生最後の10月にあった運動会のリレーで1番になりたいと願っていました。
運動会のリレーで、達也くんのお姉ちゃんはアンカーとして走り、3位でバトンを受け取りましたが、逆転で優勝できたと思われました。
しかし、お姉ちゃんのミスで、その優勝が取り消されてしまったのです。
お姉ちゃんは大きなショックを受けて、夕ご飯も食べれません。
お父さんとお母さんがお姉ちゃんを励ましてみたものの、やっぱり元気が出ません。
達也くんもお姉ちゃんを励ましたいけど、どうやって励ましたらいいかがわかりません。
次の日、おじいちゃんが電話をしてきて、親戚のおじさん、おばさん、従兄弟などが集まるから、一緒にご飯を食べようと誘ってきました。
ご飯はお姉ちゃんの好きな「ハランずし」です。
みんなでハランずしを作って、さあ食べるぞとなり、大人はビール、子供はジュースで乾杯し、楽しい食事会が始まりました。
食事会では、従兄弟の学校での失敗談、従兄弟のお姉ちゃんの自転車での失敗を作文にしたという面白い失敗談、おじいさんの失敗談、おじさんの失敗談などが話され、その度に失敗に乾杯をしていました。
その話を聞いているうちに、お姉ちゃんも元気が出てきて。
感想
子供の頃に失敗をしてしまうととても落ち込んでしまいますよね。
それが、みんなの前での失敗となると、人生が終わりだくらいの気持ちになることも多いです。
この本は、あまり失敗を経験したことがなく、最近失敗をして落ち込んでしまったという子供に読んでもらえると元気がもらえる本だと思います。
親などの近い存在の人が言っても元気がでない場合でも、本であれば素直に受け止めることもできる場合も多いのではないかと思います。
もちろん、大人が読んでも楽しめる本ですよ。
では、また。
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