低学年で家庭学習の習慣をつけるにはどうしたらいいの?

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低学年で家庭学習の習慣をつけるには

みなさんこんにちは。

子供の学習習慣を低学年のうちからつけたいと思われている家庭は多いのではないでしょうか。

何を隠そう我が家も同様で、今のうちに毎日勉強するのが当たり前と思ってくれたら後々楽になると思って日々宥めすかして取り組ませています。

しかし、低学年は遊びも重要な時期だと思いますので、たくさん遊ばせたいという気持ちも強くあります。

 低学年のうちしか思いっきり遊べないと思いますし、遊びの中で興味や関心を育て、自分の好きなことにのめり込んだりすることもあると思います。

また、友だちとの遊びのなかで、社会というものを学んだりすることも多いと思います。

低学年時の心構え

学校の授業の内容をきちんと理解するためには、「読み・書き・計算」ができるようになることが大前提です。これらはすべての学習の基本となるので、この時期にしっかりと身につけておくことが、高学年での学習につながってくると思います。 

子供が学習習慣を身につけるには、親がうまく誘導してあげる必要があります。

低学年の子どもたちは、大人が思っているほど長くは集中力が持続しませんが、それを嘆く必要はありません。

短時間でも構わないので、継続して学習するのが理想的だと思います。

1回に2時間、3時間とまとめて学習するよりも、毎日10分でもいいので、少しずつ取り組み、学習の機会をたくさん作るほうが、勉強した内容を覚えやすいです。

また、学習の時間が近づいてきたら、「勉強しなさい」ではなく、「宿題を一緒にやるよ」と声を掛けるなど、服を着ることや歯を磨くことと同じように意識づけていくとよいです。

1日の学習時間

 小学校低学年の子供が、一つのことを持続的にできる時間は長くはないので、一つひとつの学習メニューが長くならないように気をつけながら、1時間程度を目安に学習計画を立てるとよいです。

学習計画も、きっちりしたものは必要なく、大まかにやりたいことを決めておくくらいで大丈夫です。

正直計画どおりには進まないと思いますので(笑)

1時間程度を目安に学習計画を立てると書きましたが、学習習慣がついていない場合は、1日10分から始めることをお勧めします。

全く勉強の習慣がない場合に、大人でもいきなり1時間勉強するとなったら、大変だと思います。

勉強時間を10分から始めた場合は、少しずつ時間を増やしていきましょう。

子供への接し方

勉強を習慣づけたい場合は、短い時間でもいいので、子供の近くにいてあげてください。

他の作業をしていてもいいですが、たまに声かけをしてあげて、ちゃんと見ているということをわかるようにしてあげてください。

また、親子で学習を楽しもうとする取り組みもお勧めです。

計算問題を親子で競争して解いたり、全問解けるまでのタイムを計ってみたり、お子さんにクイズを出題してもらって親が答えたりと、ふだんの生活のなかでできることもあります。

クイズでは、子供に答えについて説明してもらうようにすると、頭の中にある知識をうまくアウトプットする練習にもなります。 

そのほか、季節ごとの行事を楽しんだり、味わったりすることも、大切です。

低学年で「冬至にかぼちゃを食べる」「お正月におせちを食べる」などの習慣を知ることは、高学年の理科や社会の学習に生きてきます。

なかなかうまくいかないことも多いと思いますが(我が家もそうです(笑))、この時期はこんなもんだと割り切って、楽しむくらいがちょうどいいと思います。

では、また。

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