7月下旬、夏期講習が本格化するこの時期。
ブログやSNSを開けば、「宿題は断捨離しましょう」「基礎問題だけに絞りましょう」なんてアドバイスがたくさん流れてきますよね。
でも、当時の私は思っていました。 「そんなの無理! 捨てて成績落ちたらどうするの? 塾の指示通り全部やらせなきゃ不安でたまらない!」
結局、私は勇気が持てず、小5の夏に「断捨離」も「復習の絞り込み」もうまくできませんでした。 その結果、どうなったか——。
今回は、先輩保護者として、今まさに焦りと不安でパンクしそうな小5の親御さんへ本音をお話しします。
1. 完璧を目指して撃沈した、我が家の小5の夏
「出された課題はすべてこなすのが正しい受験生」と信じ切っていた私は、毎日夜遅くまで我が子を机に向かわせました。
難問で子どもが嫌がっても、「解かないとテストで点数が取れないよ!」とおしりを叩き、勉強漬けにして復習を詰め込む日々。
その結果どうなったかというと、
- 子どもは焦るあまり雑に解くクセがつき、得意だったはずの基礎問題でポロポロ失点
- 「どうせやっても終わらない」とやる気を完全に喪失
夏休みが終わった直後は偏差値が上昇しましたが、その後偏差値は急降下。。。親子関係も最悪な状態になっていました。
「良かれと思って全部やらせたこと」が、子どもの体力・メンタル・成績のすべてを削り取っていたんです。
2. なぜ「断捨離」ができなかったのか?(不安の正体)
今振り返ると、私が宿題を捨てられなかった理由はたった一つ、「親である私の恐怖心」でした。
- 「テキストを白いまま残すのが怖い」
- 「他の子は全部やってるんじゃないかという焦り」
- 「問題数を減らしたら、志望校に届かなくなるという錯覚」
でも、中学受験を終えてから気づいたんです。 小5の夏のテキストは「全クラスの生徒をカバーするために膨大に作られている」という事実に。
一部の最上位層しか解く必要のない問題まで、我が子に完璧にやらせようとしていたのは、指導ではなく単なる「親の安心のための押し付け」でした。
3. 失敗したからこそ言える、今すぐやってほしい「たった一つのこと」
もしタイムマシンで当時の自分に会いに行けるなら、肩を掴んでこう伝えたいです。
「お願いだから、難問にバツ印をつけてテキストを閉じて!」
もし今、「断捨離なんて怖くてできない」と思っているなら、いきなり半分に減らす必要はありません。まずは以下の“小さな一歩”だけ試してみてください。
① 今日の宿題から「絶対に解かない難問」を1問だけ指定してあげる
「この最後の問題は、今日はやらなくていいよ」と親が言ってみてください。子どもは驚くほどホッとした表情を見せるはずです。その浮いた15分で、基礎の計算や漢字を丁寧にやる方が100倍価値があります。
② 睡眠時間を死守する(小5なら22:00〜22:30就寝)
睡眠を削ってやる勉強は、記憶に定着しません。「睡眠時間を確保するために、残った宿題を削る」という順番に思考を切り替えてください。
まとめ:親の「捨てる覚悟」が子どもを救う
あの夏、私が「捨てる勇気」を持てなかったせいで、我が子は無駄に苦しみ、遠回りをしてしまいました。
「全部やらせなきゃ」という真面目な親御さんほど、夏期講習の過密スケジュールで追い詰められがちです。
でもどうか覚えていてください。 夏期講習のテキストを全問解くことが目的ではありません。子どもが壊れずに、秋以降も走れる体力を残すことが一番の目的です。
私と同じ後悔をしないために。 今夜はどうか、テキストの難問を思い切って1枚隠して、お子さんを早く寝かせてあげてくださいね。
今日も、一歩前へ。
では、また。

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