【小学校低学年向けの本】としょかんライオン(本の紹介)

学習道具紹介

こんにちは。

子供にルールについての考え方を伝えるのって難しいですよね。

子供とルールについて話をするきっかけになる本があればその本を利用して話ができて子供の理解も進みますよね。

紹介する本

本日アフリカ、子供とルールについて話をするきっかけにできる「としょかんライオン」という本をご紹介します。

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としょかんライオン (海外秀作絵本) [ ミシェル・ヌードセン ]
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あらすじ

図書館は、街の人たちが、本を読んだり、貸したりするところ。

図書館には誰でも入れます。

あるひ、街の図書館に、大きなライオンがやって来ました。

ライオンを見た図書館員のマクビーさんは大慌てで館長のメリウェザーさんに報告します。

報告を受けたメリウェザーさんは、マクビーさんにこう聞きます。

「そのライオンは、図書館の決まりを守らないのですか」

メリウェザーさんは、決まりについてなかなかうるさい人なのです。

ライオンは、図書館の決まりを守っていないわけではないため、そのままにしておくことになりました。

一方ライオンはというと、図書館の中をゆっくり歩いたり、新しい本の棚に、立髪を擦り付けたり、絵本の部屋で気持ちよさそうに寝ていたりしています。

やがて、図書館では、お話の時間が始まりました。

図書館員がお話を読んでいる間、ライオンも一生懸命聴いていました。

お話の時間が終わると、ライオンはもっと読んで欲しそうに「うおおおおおお」と吠えました。

その吠えた声を聞いて、館長のメリウェザーさんがライオンに「静かにできないなら、図書館から出て行っていただきます」というと、ライオンはしょんぼり。

しかし、静かにするという図書館のルールを守るのなら次の日も図書館に来ていいことになりました。

次の日、ライオンはお話の時間が始まるよりもずっと前に図書館にやって来ました。

早くついたので、メリウェザーにお願いされ、図書館の手伝いをすることに。

図書館で手伝いをするうちに、ライオンはみんなの人気者になっていきます。

そんなある日、ライオンがメリウェザーさんの手伝いをしていたら、メリウェザーさんが踏み台から落ちてしまい、怪我をしてしまいました。

ライオンは助けを呼ぶため、図書館の中を走り、カウンターにいるマクビーさんを連れて行くため、大きな声で吠えました。

人を助けるために、ルールを破ってしまったのです。

ルールを破ってしまったライオンは、もう図書館にいられないと考え、自分から図書館を去っていき。

というお話です。

感想

この本は、突然、図書館にライオンが入ってくることからお話が始まります。

なんでライオン?という疑問を子供も持つようで、我が家の坊も色々なことを想像し、ストーリーを作っていました。

その疑問から、本への興味が引き出されるようになっている、考えられた本です。

本の内容としても、みんなが気持ちよく生きていくためにルールがあり、ルールは守らなければいけないものだということが書かれています。

しかし、ルールに従っていては、人を助けることができないなどのどうしても必要な時は、ルールをはみ出してもいいということも書かれています。

我が家でもこの本をきっかけにルールの大切さ、ルールを守らないことは必ずしも悪いことではないが、ルールをはみ出す場合はしっかり考えてやらなければいけないということを話し合いました。

みなさんも、この本をきっかけにルールについて話し合ってみませんか?

では、また。

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