こんにちは。
この頃は残暑もすっかり落ち着いてきて、秋めいた気候となってきましたね。
秋は読書が捗る季節。
我が家の坊の読書も捗っています(笑)
本を読んでいると、分からない言葉を聞かれることが多く、その言葉を一緒に国語辞典で調べたり、教えてあげたりしているうちに語彙力が増えてきていると感じます。
紹介する本
本日は、坊が楽しんで読め、私も読んでみてほっこりした「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」という本をご紹介します。
あらすじ
アフリカに一頭のキリンがいました。
キリンの周りには好物のアカシアの木がたくさんあり、草原をわたる風はやさしく、言うことなしの生活を送っていましたが、一つ不満がありました。
それはとびきりの友達がいなかったこと。
だからキリンは退屈でした。
ある日、キリンが草原を歩いていると、ペリカンが郵便配達を始めたという看板を見つけました。
このペリカンも暇だったのです。
キリンは友達が欲しかったので、ペリカンに「地平線の向こうで一番最初にあった動物に手紙を渡してほしい」とお願いします。
その手紙を受け取ったのはペンギンでした。
手紙を受け取ったペンギンはキリンに返事を書きました。
お互いにどんな姿か、どんな色をしているかなどを質問しあい、お互いにペンギンとはどのような姿なのか、キリンとはどのような姿なのかを想像してワクワクしています。
最後はキリンが想像したペンギンの姿になってペンギンに会いにいき…。
というお話です。
感想
作者はこの本はひとりぼっちの人や退屈な人に読んでもらいたい、忙しい人にはこの本を読んで一休みしてもらいたいと考えて作られた本です。
この本では、友達を作るときのドキドキワクワク感や、想像することの楽しみが上手に描かれています。
私もこの本を読んで、子供のころはこういう想像する遊びを楽しんでいたなと思い出して懐かしくなりました。
子供にとってはより身近に感じて、想像力を膨らませる手助けになるのではないでしょうか。
また、話の内容的にもクスッとすると場面やほっこりする場面がたくさんあり、小学校低学年でも十分楽しめる内容となっています(この本の推奨年齢は小学3・4年生からです)
読み聞かせにも最適な本ですよ。
では、また。
コメント