【学校情報】慶應義塾普通部

学校の紹介(備忘録)

偏差値(2022合格判定サピックスオープン):58(第1回目)

所在地:神奈川県横浜市港北区日吉本町1丁目45−1

最寄駅:

東急東横線・東急目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅徒歩5分
URL:https://www.kf.keio.ac.jp/

種類:男子

学校の特色

1898(明治31)年、慶應義塾が大学までの一貫教育を確立させたのを機に、中等教育課程として開設された。

教育の基本は校名にあるとおり、どんな時代にも「普く通ずる」幅広い教養や学問を修めるところにあると考えている。その考えに基づき、全生徒の作品を展示する「労作展」や先輩による特別授業「目路はるか教室」などの取り組みが実施されている。どちらも他者の作品や生き方が、自分を見つめ直す契機になる重要な取り組みである。

労作展では、頑張る生徒もいれば部活を頑張りたいからと簡単なものを短時間で作成し提出する生徒もいる。

このように求めてくれば教員は応じるが、求めていない生徒に押し付けることはないという生徒の自主性を重んじる学校である。

慶應の校章はペンが二つ、斜めに交差したシンプルなもので、一貫教育校もすべてこのペンマークを使っているが、普通部だけペンが細い。これは慶應のペンマークは、もともと普通部で使っている細いものであったが、1990年代に慶應義塾が意匠登録をしたときは、その少し前から使われていた太めのペンマークで登録してそろえたという経緯がありる。一貫教育校もすべて大学にならったが、普通部は慶應の起源までたどれる学校だということにこだわる先生方が、昔から受け継がれているものを使いたいということで、細いペンマークを使うようになったとのこと。

「普通部」という名称にもこだわりがあり、「普通部」という名称はすべての学問の基本、高度な学問に通じる土台を培うところであるという意味があり、それを大事にしたいとの考えによることから現在まで変更せずに使い続けている。

このように、伝統を重んずる考え方に基づく教育を行っている学校。

クラス編成

1年生は24人クラスで10クラス

2・3年生は1クラス40名程度6クラス制。

2・3年生でも教科によっては20人程度で受講する授業もある。

習熟度別のクラス分けは行われていない。

1年生から2年生に進級する際クラス分けが実施される。

2年生から3年生に進級する際にはクラス分けは実施されない

中学校の全過程を終了し、普通部長の推薦を得ると、4つの高校(高等学校、志木高等学校、湘南藤沢高等部、ニューヨーク学院)から進学先を選べる。

湘南藤沢高等部への進学は人数制限があり、若干名となっている。

慶應義塾大学へは内部進学ができるが、学部によって人数制限が設けられており、成績によって推薦学部がきめられている。

教育の特徴

書いて思考力を磨く

普通部の授業は書かせる機会が多い。国語でも作文が多く、書くことは国語だけでなくどの教科においても重視している。

理科においては基本的に毎週、2時限連続で100分の実験を実施。1分野と2分野に分かれていて、理科1の実験の翌週に理科2の実験があり、そのときまでに前週に行った理科1のレポートを提出する。理科2も同様。900字詰めの専用のレポート用紙を使って、5~10枚、多い生徒は20枚ほど書く。最初は実験内容と結果を書くだけのことが多く、どれもあまり変わりはないが、少し進むと、なぜそういう結果になったかを考察しなくてはならないので、友だちとディスカッションしたり、図書室で一緒に調べたりしながら書いていくようになり、書く力と思考力が醸成される。

100年続く「労作展」

労作展は100年近い歴史を持つ、普通部教育の神髄ともいえるもの。

先輩や同級生の作品を見て「すごい」「自分も来年がんばろう」と思うことが大事だと考えている。

学校は人が集まって、人が人にあこがれる場と考えており、それが作品においてできるのが労作展だと考えている。

作郎展は、まず教科を決めて、そのなかでテーマを考えていく。1年生は、5月ごろに先輩に、実際の作品を使いながら、テーマの決め方や制作の進め方について教えてもらう。終了後に教科の教員が一人ひとりにアドバイスが行われ、来年も同じ教科をやろうと思ったら、そのアドバイスに従って、翌年に向けて1年計画で取り組む。

労作展では、頑張る生徒もいれば部活を頑張りたいからと簡単なものを短時間で作成し提出する生徒もおり、求めてくれば教員は応じるが、求めていない生徒に押し付けることはないという生徒の自主性を重んじる。

目路はるか教室

目路はるか教室とは、卒業生が講師となって、それぞれの職場に生徒たちを招いて授業をしてくれる取り組み。

普通部出身者に講師をお願いし、どんな経緯で今の仕事をしているのかを講師のフィールド(弁護士なら裁判所、医師なら病院、料理人ならレストランのキッチンなど)で話してもらう。1年生から3年生まで学年ごとに10コースあり、生徒は自分の好きなものを選んで受ける。

コース別の授業のほか、学年全体で受ける全体講話もある。2022年は慶應義塾大学の常任理事、2021年は慶應義塾の塾長、2020年は三菱UFJ銀行の頭取から話を聞く機会を得た。

国際教育

高校は選択できるため、普通部だけの取り組みとなるが、希望制のフィンランド国際交流プログラム(2・3年時)、オーストラリア国際交流プログラム(2・3年時)などが用意されている。

英語は1年時には24人制のクラスで授業をうけ、2・3年時には40名のクラスとなる。

知識や技術の習得にとどまらず、共同体への参加を通して得られる役割や過程そのものとしてとらえ、多様な学習歴のある生徒が共同で学習するクラスコミュニティの構築に努めている。

タブレットやアプリなどのICTを利用した学習や、多読、暗唱など様々な取り組みが行われている。

学習サポート

補習という制度はなく、個別の学習相談は生徒が自主的に質問をしに教員のところへ行く必要があるため、自分で学習計画等を立てれる子供以外は塾や家庭でのサポートが必要となると考えられる。

進学実績

卒業生のほとんどが慶應義塾大学へ進学している。

今日も、一歩前へ。

では、また。

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