角川漫画学習シリーズ 日本の歴史(本の紹介)

学習道具紹介

こんにちは。

先日、坊の塾では組み分けテストがありました。

結果発表はこれからですが、今年も一番上のクラスで2年生の授業を終われたのでよかったです。

2月からは、塾の新しい学年の授業が始まります。

新3年生からは理科と社会の授業が増えることから、ちょっとずつ社会の勉強を進めています。

塾の3年生の授業では、理科と社会はそれほど時間を確保する訳ではなく、これまでと変わらず算数と国語に時間を多く割くようですが、今の時期から興味を持たせることで、先々苦労しなくて良いかな?と思っています。

今回は、日本の歴史についての学習参考本をご紹介します。

ご紹介する本

本日ご紹介する本は、「角川学習マンガシリーズ 日本の歴史」です。

内容

角川学習漫画シリーズですが、全15巻あり、時代ごとに区切り学習できるものです。

各巻の内容は以下のようになります。

第1巻 旧石器時代〜縄文・弥生時代〜古墳時代

第2巻 飛鳥〜奈良時代

第3巻 平安時代前期

第4巻 平安時代後期

第5巻 鎌倉時代

第6巻 南北朝〜室町時代前期

第7巻 室町時代中期〜戦国時代

第8巻 安土桃山時代

第9巻 江戸時代前期

第10巻 江戸時代中期

第11巻 江戸時代後期

第12巻 明治時代前期

第13巻 明治時代後期

第14巻 大正〜昭和時代初期

第15巻 昭和時代〜平成

本漫画を監修しているのは、東京大学教授であった山本博文氏が監修しています。

この山本博文氏ですが、江戸時代の武士や大名の生活をユーモラスに描き、92年「江戸お留守居役の日記」で日本エッセイスト・クラブ賞受賞氏、テレビ番組でも活躍した方だったようです(残念ながら一昨年ご逝去されています)。

『学習まんが はじめての日本の歴史』(小学館)をはじめ、多くの小学生向けの歴史まんがの監修を手掛けられ、人気があるシリーズは、細部まで歴史の情報を盛り込み、大きな流れをつかむ工夫がされています。表現も平易でわかりやすく、理解がしやすいように監修されているようです。

教科書で流れを追うより、登場人物を通し、物語として歴史をおさえるから、頭に入ってきますし、視覚的情報も多く知識として定着するのではないかとの考えのもと、学習漫画シリーズを監修されています。

なお、「角川学習マンガシリーズ 日本の歴史」は2016年から売上No. 1です。

感想

この「角川学習マンガシリーズ 日本の歴史」ですが、読んでみると読みやすいものでした。

歴史といえば、年号と合わせて暗記するというイメージでしたが、年号があまり出てこず(大事な出来事は年号が出てきます)、大きな流れで全体の流れを把握できます。

しかも漫画なので、何度でも読み返そうという気にもなります。

巻頭には人物相関関係図があったり、写真がふんだんに使用された解説があります。また、巻末にはクイズがあり、読んだ内容を楽しく復習できるクイズがあったり、歴史年表も掲載されています。

気になる点としては、各巻ごとに作画者が違う人なので、同じ人物が別の巻に出てくると、少し違和感があります。

例えば、第8巻と第9巻には徳川家康が出てくるのですが、絵のタッチが違うので、同じ人物だと思うのに少し時間がかかるかもしれません。

ですが、巻を跨いで出てくる人物はそんなに多くないのでそれほど気にならないかもしれません。

このシリーズを坊にも読ませましたが、やはり、1人で読むだけでは理解が追いつかないようです。

我が家では、一緒に読みながら、時代背景などを話して聞かせています(巻頭や巻末に書かれている内容を出ないですが(笑))。

また、どこで起こったことかという場所などをきっかけとして、日本の地理や特産品などの話をしたりしています。

漫画なので大人も楽しく読むことができるので、一緒に読みながら話をすると楽しいですよ。

皆様もいかがでしょうか?

では、また。

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