こんにちは。
もう10月も最終日となり、本日はハロウィンですね。
今年は新型コロナウィルスの感染状況もだいぶ改善されてきており、昨年よりは楽しめる状況になってよかったなと思っています。
我が家の坊もベノムのコスプレをして、イベントに参加していました。
イベントでは、お化け屋敷があったり、お菓子を探すゲームをしたりしたようで、テンション爆上がりで帰ってきて、元気よく報告してくれました(笑)
本日は、ハロウィンということで、ハロウィンで欠かせないかぼちゃについて少し触れてみようと思います。
ハロウィンの起源
まずは、ハロウィンとはどのようなイベントかを簡単に解説します。
その起源は、紀元前のケルト民族にまでさかのぼります。
古代ケルトでは11月1日が新年で、前夜の10月31日から、秋の収穫物を集めた盛大なお祭りが開かれました。またこの日には、死後の世界との扉が開き、先祖の霊が戻ってくるとも信じられていました。
その後ケルト民族はキリスト教化していきますが、祝祭の習慣は残り、キリスト教会が11月1日を「諸聖人の日」を意味する「All Hallo」と定めたことから、その前夜=「All Hallo Eve」 が転じて、ハロウィンと呼ばれるようになったと考えられています。
ハロウィンの飾りといえば、ジャックオーランタンが有名です。
ジャックーランタンといえば、かぼちゃで作られていますが、アメリカにハロウィーンが伝えられる前は、かぶで作られていたようです。

かぼちゃについての豆知識
ハロウィンといえば、かぼちゃのランタン。
かぼちゃは外皮が硬く、中をくり抜いても崩れにくいから使われていると言われています。
あるテレビ番組での実験で、かぼちゃの細胞を電子顕微鏡での映像が流されていたのですが、かぼちゃの細胞はとても小さく、びっしりと詰まっていました。
かぼちゃの原産地である中南米の砂漠や熱帯地域は過酷な自然環境であり、過酷な環境で生き抜くために、水分や栄養分の流出防止対策として皮が硬くなったと考えられています。
かぼちゃの旬は秋であり、この時期が甘く美味しい時期です。
収穫のタイミングとしては、果梗(かこう)と呼ばれる柄の部分が枯れてくると、収穫のサイン。
まずはハサミで柄を長めに残して切ると、実には触らずにしばらくの間放置し、およそ1時間後、先ほどわざわざ残した長い柄を切り落とし、手で丁寧にコンテナに積んでいきます。
収穫したばかりのカボチャは柔らかいから丁寧に扱われます。
採れたてはまだ柔らかいため、傷をつけないよう、柄の部分以外は触らないようにして、表面が乾いて皮が固まってから、改めて柄をきれいに切り取り慎重にコンテナに積み込み出荷するのです。
また、かぼちゃは収穫直後には甘味が少なく、収穫後、1ヶ月〜1ヶ月半後のものが一番甘味が強くなります。
かぼちゃは収穫直後からデンプンが分解され始め、糖に変わっていきます。
1ヶ月半を過ぎたところで、元となるデンプンが減るため、糖の量も減ります。
つまり、カボチャの食べ頃は糖の量がピークに達する収穫後1ヶ月~1ヶ月半がベスト。
実際、収穫したカボチャは貯蔵庫で寝かせておき、甘味が丁度よくなる1ヶ月後を狙い出荷されています。そのため、カボチャは購入後早めに食べるのがオススメです。
世界最大級のかぼちゃ
かぼちゃは野菜の中でも大きい部類に入りますが、品種によっては重量400kgオーバーのモンスター級になるものもあります。
このカボチャは「アトランティックジャイアント」という品種で、主に家畜の飼料や観賞用として、アメリカで品種改良されたもの。

この品種を畑で育てようとすると、ある程度の広さでたった1つだけを育てるということになります。
つまり全ての葉の栄養を1つの実に集めることで巨大化させているのです。
中身がどうなっているかというと、実の厚さはわずか20cm程しかなく、中は大きな空洞になっていました。
空洞ができる理由は、葉が果肉に栄養を送り、ある程度の厚さになったら、今度は種子にもしっかり栄養を送るようにするためだと考えられています。
Happy Halloween!!
では、また。
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