【子供とお出かけ】食と緑の空中庭園(池袋)で食虫植物を買う

日常の取り組み

食と緑の空中庭園

こんにちは。

先日、池袋西部百貨店の9階屋上にある、食と緑の空中庭園に植物の観察に行ってきましたのでご紹介します。

食と緑の空中庭園とはどんなところ?

この食と緑の空中庭園ですが、SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム)により人々の癒しと寛ぎの緑地空間として評価を受けています。

その評価の通り、都会の中で緑に囲まれた空間であり、季節の花々やガーデニングショップ、フィッシュショップも出店していることから、魚、植物と触れ合うことができる場所です。

おすすめポイント

この空中庭園のおすすめポイントは「睡蓮の庭」と「ガーデニングショップ鶴仙園」です。

睡蓮の庭は、春から秋にかけて睡蓮の花を見ることができます。

そのほか、時期によって、春は薔薇やフジ、夏にはヤマユリやダリア、秋にはススキやコスモス、冬にはカンツバキなどがみれるようです。

9月中旬〜10月にはダリアが見頃になっています。

季節の花を見ることは今後、理科で学習する際の下地になると考えていましたので、色々な植物を見れてよかったと思います。

初夏から秋にかけてシオカラトンボなども見ることができます。

ガーデニングショップ鶴仙園は現在人気急上昇中のサボテン・多肉植物の専門店です。

この鶴仙園は創業90年の老舗であり、多肉植物好きには有名なお店のようです。

たくさんのサボテン・多肉植物があり、見ていて楽しく、サボテン・多肉植物好きの方にとっては天国のようなところでした。

この鶴仙園の一角に食虫植物のコーナーがあり、坊が食虫植物に興味深々でした。

特に興味を示していたのがハエトグサでした。

20分くらいずっと眺めており、お店での植物の管理もしっかりしているようだったので、「家で育ててみる?」と聞いてみたところ、「育ててみたい」とのことだったので、購入し、育ててみることに。

このハエトリグサですが、しっかり管理されていないとすぐに枯れてしまい、購入する際は注意が必要な植物です。

理由は、ハエトリグサが虫を捕まえるとき、葉を閉じるのですが、人間が触って葉が閉じてしまうとエネルギーを使いすぎてハエトリグサにダメージが残るからです(みんな葉が閉じるところを見たいので、つい触ってしまうようです)

併せて同じ食中植物のサラセニアも購入し、坊が世話することになりました。

今では毎日虫が入っていないかを確認しつつ、水やりを楽しそうにやっています。

食虫植物とは

食虫植物の自生地の多くは湿った荒野や湿原で、土壌中の窒素、リン、ミネラルなどの栄養素が不足しがちな土地に生育しています。

光合成によりエネルギーを作り出しているが、栄養素が不足しがちな土地に生育するため、飛来する昆虫などの小動物を捕食することで栄養素を補っています。

家庭で育てる場合は、湿った場所が好きな種類が多いので、用土に水苔を用い、毎日1〜2回の水やりが必要です。

栄養が不足しがちな土地に生育するため、肥料は原則として必要はなく、また、光合成により栄養を得ていることから、無理に虫を与える必要はないです。

ハエトリグサ

ハエトリグサは北アメリカが原産です。

ハエトリグサの葉は2枚が二枚貝のように重なるように生えており、葉の内側には3本ずつの小さな感覚毛が生えています。

昆虫などの獲物が2回又は2本以上の感覚毛に触れると、約0.5秒で葉を閉じ、獲物を閉じ込めます。

捉えた獲物はおよそ10日で栄養素を吸収し、また葉がひらき、新たな獲物を待ちます。

葉が獲物を取り逃して獲物がない状態で葉が閉じてしまうと、およそ半日〜3日程度で再び葉が開きます。

役目を終えた葉は黒くなって最終的には落葉します。

サラセニア

サラセニアはアメリカ原産で、筒状の葉を持ち、それを虫を捉える落とし穴として使う食虫植物植物です。

あまりイメージされることはないが、春から夏にかけて花をつけます。

葉が筒になってそこに虫を落とす、落とし穴式の捕虫器を持っています。

捕食器には蜜腺があり、蜜に誘き寄せられた昆虫などが、捕食器に落ちると、逆立って生えている毛とすべすべした内部構造に邪魔されて、逃げ出せなくなっています。

子供が興味を持って植物を育てている姿を見ると嬉しい気持ちになりますね。

食虫植物は子供が興味を持ちやすい植物で、水やりさえ注意しておけば育てやすい植物ですのでおすすめですよ。

では、また。

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